23区は、なぜ「シャツ」を選ぶのか。
厳選されたこだわりの素材、
計算された丁寧な縫製。
一枚のシャツに込められた23区の思い。
23区のアイデンティティとなるアイテムは、デニムにトレンチコート、テーラードジャケット。
そして、シャツ。
なかでもシーズンを問わず取り入れられるシャツは、トラウザーズでマニッシュに着こなしたり、デニムで着崩したり、きれいめにもカジュアルにも取り入れることができる、もっともニュートラルなアイテムであり、ブランドの顔です。
ここでは、23区のシャツへのこだわりを、数字をヒントにお伝えします。
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The secret of the shirt of 23ku
23区のシャツに隠された数字の秘密
イタリアの老舗、CANCLINI社との 長年にわたる信頼関係が生まれた年
イタリアのシャツ地メーカー、CANCLINI社と取り組みを始めたのは、1993年。ソフトな風合い、上質な光沢、洗いざらしの心地よさ。この素材を日本に届けたいと扉を叩きました。
主役の緑のシャツを
白で際立たせて
ベーシックなシャツに、肩にはゆとりを、身幅はすっきりとさせ、着心地と時代感を考慮。軽やかなカーディガンとリネン混パンツで爽やかに仕上げて。
CANCLINI Basic shirt
ベーシックなデザインの、上質なシャツ。メンズライクなつくりですが、身幅のすっきりとしたラインがエレガントで女性らしい雰囲気を引き出してくれます。一枚あるとロングシーズン活躍する、ワンランク上のベーシックシャツです。
“ニュートラル”を追求した、 女性をもっとも輝かせる白の色番
23区にとって、シャツの「白」は大切にしている色。
パントーンの中から、女性が知的で美しく、気品良く見える白を追求し、
黄色すぎず青すぎず、少しだけくすんだ“114202”の白に辿り着きました。
ストライプで強調する
シャープなIライン
袖口のリボンを結んで、前を開けばこなれた羽織りに変身。深いスリットは、肉厚なタイトスカートを合わせた時も、足さばきは楽々。
青のグラデーションを
シャツとデニムで表現
体のラインを拾わないすとんとしたシルエットをいかしつつ、デニムを合わせて清涼感あふれるスタイルに。 袖に垂らしたリボンがアクセント。
CANCLINI Tunic shirt
定番のバンドカラーで着やすくありながら、袖口のスリットやリボンをアクセントとしたトレンド感も楽しむことができるチュニックシャツ。袖にはボタンもついているので深めのスリットが入っていても安心して着て頂けます。
袖のふんわりとしたフォルムを作るために、 細かくほどこしたピンタックの本数
袖コンシャスの人気は今季も継続中。
袖口にギャザータックではなく、
あえて手の込んだ21本のピンタックでふんわり感を出すことで、広がりすぎず、
大人が着こなしやすい上品なバランスに。
袖口のピンタック
Sheer Frilly blouse
首元にフリルを施したシアーブラウス。袖にピンタックを入れているので広がりすぎず、大人の女性でも着こなしやすいバランスになっております。裾につけた太幅の見返しもアクセントに。
時代を投影したワイドシルエットと、
ボトムを美しく見せるクロップド丈の長さ
今のトレンドはオーバーサイズ。
そこで、ウエストでもたつかないように、
アウトで着られるワイドシャツを開発。
53cmとは、縦横の黄金比と、
インナーが見えないギリギリのラインを計算した、こだわりのレングスです。
CANCLINI Short length shirt
短すぎないバランスとベーシックな形で合わせるボトムスを選ばず、さらにスタイルアップまで叶えてくれる、ショート丈シャツ。カジュアルなスタイルにもきれいめなスタイルにも、一枚のトップスとして長く使える万能アイテムです。
デニムフリーク達が集まって、 理想の条件を掲げて検討した生地の数
柔らかさ、シャリっとした清涼感、色落ちしづらいこと、
綿100%でも落ち感があること。
数々の条件をクリアするライトオンスを求めて、106種類の生地の中から厳選を重ねた23区のベストオブデニムがこちら。
柔らかさとぬくもりで
リラクシーなムードに
シャツとパンツのデニムonデニム。素材の柔らかさと肩の落ちたリラックス感をいかし、肩にボーダーのバルキーニットをゆったりと掛けて。
23KU DENIM Light ounce shirt
ポケットの大きさや位置、背中の切り替え位置などにこだわり、女性らしく着ていただけるデザインのデニムシャツ。ライトオンスのデニムで作ることで軽量化しており、レイヤードなどしていただきやすいアイテムです。
理想的な透け感を求めて 様々な素材を試しに試した人数
ヌーディになり過ぎてもダメ、透けなさ過ぎてもダメ。
トレンドの透け感素材を、スタッフ28人に試してもらって、
全員が納得して着たいと思える、
大人の絶妙なシアー感を追求しました。
清らかな白が織り成す
極上の透け感を満喫
白のリブタンクに、白のシアーシャツを羽織りとして重ねて、透明感を存分に堪能。春らしいライトオンスデニムで、甘さは抑えるのが正解。
Sheer Long shirt
上品なシアー素材のロングシャツ。シンプルな形なので合わせるボトムスを選ばず、手持ちのアイテムと合わせて様々な着こなしを楽しんでいただけます。丈を少し長めにしており、さらっと着やすい一枚です。
開けても閉じても美しく。 着心地と美しさを保つボタンの位置
第2ボタンは、一番上のボタンを外して着た時、
首元にややゆとりを感じる位置。第3ボタンは、
上ふたつを外して襟を抜いた時、美しく決まる位置。少しの工夫が着こなしを左右します。
潔いモノトーン
繊細なストライプで、
キリっとした清潔感を
ストライプが凛とした佇まいのバンドカラーシャツに、上からナイロンコートをさらりと重ねて。スカートの光沢でスタイルに華やかな変化を。
CANCLINE Band collar shirt
すっきりとしたラインのバンドカラーシャツ。肩幅には少しゆとりを持たせているので着心地も抜群です。シンプルにデニムと合わせても、タックパンツなどと合わせても◎。
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The point of dressing shines
今季の23区を物語る6つの着こなし
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Style01
きれいめジャケットに
パーカーでヌケ感を
ジャケットは、夏でも使えるトロピカルウール。女性らしい落ち感がありながら、スーツのような仕立て映え。
POINT
ややオーバーサイズに仕立てたメンズライクなシングルフロントジャケットは、ふっくらと立ち上がるフードと合わせてレイヤードスタイルに。ニュアンスが生まれ、こなれた印象になります◎
Style02
Style02
ニットベストを取り入れた
春のレイヤードスタイル
定番シャツに重ねたのは、ニットベスト。シャツを引き立てつつ、手の込んだ編地が存在感を発揮。
POINT
春のレイヤードに欠かせないニットベスト。大きめのケーブル柄でスタイリングの幅をぐんと広げてくれます◎シャツとニットベストはワントーンでまとめてコーデを統一。
Style03
Style03
着心地は楽ちんでも、
カジュアル感は控えめ
しっとりとした感触が心地よいカーディガンは、体のラインを拾わないゆったりシルエットで、長めの丈でお尻もカバー。
POINT
シンプルなVネックのカーディガンは、上品なゴールドのボタンでトラッド感を演出。カジュアルなカーディガンもツヤのない上品なゴールドのボタンが、しなやかで女性らしい着こなしを演出してくれます。
Style04
Style04
上質セットアップで
凛としたIラインに
ハリがあってスムースなテンセルストレッチのセットアップ。身頃とスカートはタイトに女性らしく。
POINT
Aラインシルエットのフーデッドジャケットは、あえてトップスとスカートはタイトに。コーディネートにメリハリができ、シルエットをきれいにまとめてくれます◎
Style05
Style05
トラッド×マリンに
グリーンを添えて
定番のバスクカットソーに新色の緑が仲間入り。ややゆったりとしたサイズで、1枚着でも着映えるデザイン。
POINT
きれいめなジャケットをカジュアルに着こなしたいのが今年の気分。グリーンのボーダー×ムーンバックで色をまとめて、カジュアルさをプラス。一気におしゃれ上級者コーデが完成します◎
Style06
Style06
レースとサテンの
新鮮な組み合わせ
シャリ感のある肌あたりのいいニットが主役。ドロップショルダー×レース編みのシアー感で旬な表情に。
POINT
程よい透け感で抜け感を引き出してくれるメッシュニットプルオーバーは、ボトムスにツヤ感のあるサテン素材のスカートを。カジュアルさときれいさを合わせることで、鮮度抜群のコーディネートに。
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How to clean & care
シャツのお手入れ
シワひとつないシャツは、結婚式などのフォーマルシーンに。
普段着るシャツは、自然なシワ感とシャツならではのキリっとした印象をいかすのが正解。
もちろん、汚れや黄ばみがあるだけで魅力は半減。美しい白を保ちながら、
こなれた雰囲気をもたらすケア方法をご紹介します。
step1
汚れをためておかない
着用後は早めに洗濯を。汚れが強い襟元などは、
部分用洗剤を事前に塗布。長期保管は黄ばみの原因、大切な服こそ着て洗って白さをキープ。
step2
シワになりにくいように洗う
シワを避けるために、洗濯は少量で。ネットには入れず、洗濯機が勧める水量より、ひとつ上の水量で洗うのがおすすめ。脱水時間は短めに設定。
step3
シワをのばすように干す
厚みのあるハンガーに襟を立てて吊り干しすれば、シワがとれやすく肩回りも綺麗に。前立ては上下につまんで引っ張り、整えてから干すこと。
step4
アイロンは部分的に行う
正しく洗濯を行えば、シワはある程度取れているはず。シャツの顔、襟とカフスにだけアイロンをかければ、自然なシワと端正な表情を両立。
※step2部分に関しまして、
公開当初以下の点で表記の誤りがございました。
誤 : 脱水時間も長めに設定
正 : 脱水時間は短めに設定
謹んでお詫び申し上げますと共に
上記の通り訂正させて頂きます。