【uncrave(アンクレイヴ)】小柄スタイリスト佐藤佳菜子さんに聞く「本命コート」のバランス学

私服でも、仕事のスタイリングでも、アンクレイヴ愛用者のスタイリスト佐藤佳菜子さん。身長156cmと小柄ながらバランスよく着こなすテクニックを、今季選んだ4枚のアウターで教えていただきました。

リバーロングチェスターコート

明るい色と軽やか素材で
ロング丈をすっきりと

「小柄な人には難しいロングコートも、裏地のないリバー素材、そしてこんな明るい色なら軽やかな印象。今季新鮮なイエローは、たまごみたいな淡い色味だから意外なほど合わせやすくて大人にもオススメです。さらに防菌防臭加工で、機能性も優秀！ハイウエストのデニムを合わせれば、簡単に脚長バランスを作れますよ」。

リバーフーデッドショートコート

ゆるっと羽織っても､ベルトをしても様になる一枚

「この冬着たい、オールホワイトのコーディネート。コートは前を開けてカーディガンのようにゆるっと羽織ってもいいし、ベルトでウエストマークをすれば小柄な人にも。全身ワントーンでつなげることで、膨張色もすらりと見えます。黒小物で引き締めるのも、ほっこりさせないポイント。これまた防臭抗菌加工もありがたい」。

プルーフメルトンPコート

着る人を選ばない万能丈、そのうえ撥水が優秀！

「ミドル丈のコートは、着る人の身長も体型も選ばずバランスがとりやすい万能アウター。トラッドになりがちなピーコートも、背中に丸みをもたせたコクーンシルエットでモダンに楽しめます。適度にハリのある王道メルトンの風合いながら、重さを感じず、撥水加工と聞いてますます気に入ってしまいました」。

パディングショートコート

機能性だけじゃない、
上品なルックスが大人向き

「トレンドのパディングアウター。こちらは、高品質ナイロンで有名なリモンタ社製の生地を使っていて、テカテカしない風合いが上品。ノーカラー＆丸みのあるシルエットも可愛くて、カジュアルが苦手な人も着やすいはず。防風や透湿、防水性まで備えた多機能さも魅力。プリーツスカートと合わせて動きのある着こなしに」。

MODEL＆STYLIST/KANAKO SATO
『BAILA』をはじめとする女性ファッション誌を中心に、アパレルブランドのカタログやコラボ商品の製作なども手がける人気スタイリスト。ベーシックアイテム同士の組み合わせでもひときわおしゃれに見せる、卓越したセンスで多くの支持を集める。身長は156cm。
Instagram : @kanakosato1019

WRITER/TAEKO HIGASIHARA
ファッションエディター。慶應義塾大学卒業後、銀行に就職、25 歳で編集者に転身。現在は数多くの女性誌を中心に、広告やカタログのディレクションを手掛ける。アパレルブランドのバイイングやコラボ商品開発など、編集者の枠を超えて活躍し、2020年春にデビューしたECブランドuncraveのクリエイティブディレクターを務める。
Instagram : @taekohigashihara

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