東原妙子さんが、今季よりコレクションライン「uncrave WHITE」を手がけることに。
新ラインのコンセプトや物作りへの想いをお伺いしました。
——「uncrave WHITE」がデビューし、東原さんはそのクリエイティブディレクターを務めるとか。その経緯は？
東原 今季からアンクレイヴは「uncrave WHITE」と「uncrave STANDARD」の２つのラインに分かれ、今後、私は「uncrave WHITE」を手がけることになります。「uncrave WHITE」は、アンクレイヴの世界観を色濃く打ち出し、より自由なクリエイションを実現できるコレクションラインとしてスタートします。
本物志向のテーラリングにこだわったベーシック。セットアップを軸とした展開で、スタイリングに迷わない服。特別な人だけでなく、あらゆる女性を素敵に見せる服。一枚でオンには知的に映えて、オフにもワクワクできる服。そして、むやみに欲しがらない＝uncraveな大人が“これさえあればいい”と思える服——そんな、私がブランド立ち上げから掲げてきたコンセプトを、「uncrave WHITE」ではさらに徹底し、引き継いでいくことになります。
本物志向のテーラリングにこだわったベーシック。セットアップを軸とした展開で、スタイリングに迷わない服。特別な人だけでなく、あらゆる女性を素敵に見せる服。一枚でオンには知的に映えて、オフにもワクワクできる服。そして、むやみに欲しがらない＝uncraveな大人が“これさえあればいい”と思える服——そんな、私がブランド立ち上げから掲げてきたコンセプトを、「uncrave WHITE」ではさらに徹底し、引き継いでいくことになります。
東原 今季からアンクレイヴは「uncrave WHITE」と「uncrave STANDARD」の２つのラインに分かれ、今後、私は「uncrave WHITE」を手がけることになります。「uncrave WHITE」は、アンクレイヴの世界観を色濃く打ち出し、より自由なクリエイションを実現できるコレクションラインとしてスタートします。
本物志向のテーラリングにこだわったベーシック。セットアップを軸とした展開で、スタイリングに迷わない服。特別な人だけでなく、あらゆる女性を素敵に見せる服。一枚でオンには知的に映えて、オフにもワクワクできる服。そして、むやみに欲しがらない＝uncraveな大人が“これさえあればいい”と思える服——そんな、私がブランド立ち上げから掲げてきたコンセプトを、「uncrave WHITE」ではさらに徹底し、引き継いでいくことになります。
本物志向のテーラリングにこだわったベーシック。セットアップを軸とした展開で、スタイリングに迷わない服。特別な人だけでなく、あらゆる女性を素敵に見せる服。一枚でオンには知的に映えて、オフにもワクワクできる服。そして、むやみに欲しがらない＝uncraveな大人が“これさえあればいい”と思える服——そんな、私がブランド立ち上げから掲げてきたコンセプトを、「uncrave WHITE」ではさらに徹底し、引き継いでいくことになります。
——「uncrave WHITE」がデビューして変わった部分はありますか？
東原 物作りに対する想いや愛情に変化はないのですが、一番大きいのは、作れるものの幅がぐっと広がったこと。型数を絞ったことで、より集中してひとつのデザインに向き合うことができ、完成度が上がりました。また、今まで選べなかった意匠系の素材や、より手の込んだデザインも「uncrave WHITE」なら可能に。
例えば、今季の“カットジャガード”シリーズ(物画像右)。この生地、福井の永平寺町でジャガード専用に改良された特別な織り機で織り上げられていて、京都の丹後にあるシルクの染工場で仕上げた、メイド・イン・ジャパンの高級素材。その美しい風合いにひと目惚れしてしまい、「どうしても使いたい！ でも値段も上げたくない！」と駄々をこね、みんなで考え工夫した結果、利益度外視の逸品が完成しました。通称『匠TAKUMIシリーズ』（笑）。価格とクオリティのバランスを考えると、おそらく「uncrave WHITE」でしか実現できない代物だと思います。今後もちょこちょこ『匠TAKUMIシリーズ』（通称）を入れ込んでいくつもりなので、「また東原が駄々こねたんだな〜」と思いながら探してみて下さい。
例えば、今季の“カットジャガード”シリーズ(物画像右)。この生地、福井の永平寺町でジャガード専用に改良された特別な織り機で織り上げられていて、京都の丹後にあるシルクの染工場で仕上げた、メイド・イン・ジャパンの高級素材。その美しい風合いにひと目惚れしてしまい、「どうしても使いたい！ でも値段も上げたくない！」と駄々をこね、みんなで考え工夫した結果、利益度外視の逸品が完成しました。通称『匠TAKUMIシリーズ』（笑）。価格とクオリティのバランスを考えると、おそらく「uncrave WHITE」でしか実現できない代物だと思います。今後もちょこちょこ『匠TAKUMIシリーズ』（通称）を入れ込んでいくつもりなので、「また東原が駄々こねたんだな〜」と思いながら探してみて下さい。
——「uncrave WHITE」今季のイチ押しは？
東原 何かひとつに絞るのが辛いくらい、どれもこれも本当に素晴らしい仕上がりで……って、毎度の自画自賛ですみません（笑）。でもまずは、メインビジュアルにも選んだ“ナチュラルリネン”シリーズですかね(物画像左)。やはり美しい仕立てのジャケットシリーズは、ブランドのアイコン的アイテムなので、最初に「uncrave WHITE」としての基準はココ！と定義する意味でも、特に今までとの差を意識しながら作りました。ひと目ではっきりと上質さが伝わるリネン100%の豊かな風合いや、ベーシックな中にも服を着慣れた洗練を感じる、そんな女性像を目指しました。
それともう一つ、昨年発売するや人気を集め、アンクレイヴの新名品となったデニム。個人的にもデニムは大好きで思い入れがあるので、世の中に数多あるなかで「アンクレイヴのデニムって？」とかなり悩みました。そうして行き着いたのが、カジュアルが苦手なコンサバ派も、逆にモード派にも似合って、スラックスのようにはけるこのモダンなデニムです。「uncrave WHITE」ではこれをアップデートし、今季はニットとコンビのセットアップを提案しています。
それともう一つ、昨年発売するや人気を集め、アンクレイヴの新名品となったデニム。個人的にもデニムは大好きで思い入れがあるので、世の中に数多あるなかで「アンクレイヴのデニムって？」とかなり悩みました。そうして行き着いたのが、カジュアルが苦手なコンサバ派も、逆にモード派にも似合って、スラックスのようにはけるこのモダンなデニムです。「uncrave WHITE」ではこれをアップデートし、今季はニットとコンビのセットアップを提案しています。
東原 何かひとつに絞るのが辛いくらい、どれもこれも本当に素晴らしい仕上がりで……って、毎度の自画自賛ですみません（笑）。でもまずは、メインビジュアルにも選んだ“ナチュラルリネン”シリーズですかね(物画像左)。やはり美しい仕立てのジャケットシリーズは、ブランドのアイコン的アイテムなので、最初に「uncrave WHITE」としての基準はココ！と定義する意味でも、特に今までとの差を意識しながら作りました。ひと目ではっきりと上質さが伝わるリネン100%の豊かな風合いや、ベーシックな中にも服を着慣れた洗練を感じる、そんな女性像を目指しました。
それともう一つ、昨年発売するや人気を集め、アンクレイヴの新名品となったデニム。個人的にもデニムは大好きで思い入れがあるので、世の中に数多あるなかで「アンクレイヴのデニムって？」とかなり悩みました。そうして行き着いたのが、カジュアルが苦手なコンサバ派も、逆にモード派にも似合って、スラックスのようにはけるこのモダンなデニムです。「uncrave WHITE」ではこれをアップデートし、今季はニットとコンビのセットアップを提案しています。
それともう一つ、昨年発売するや人気を集め、アンクレイヴの新名品となったデニム。個人的にもデニムは大好きで思い入れがあるので、世の中に数多あるなかで「アンクレイヴのデニムって？」とかなり悩みました。そうして行き着いたのが、カジュアルが苦手なコンサバ派も、逆にモード派にも似合って、スラックスのようにはけるこのモダンなデニムです。「uncrave WHITE」ではこれをアップデートし、今季はニットとコンビのセットアップを提案しています。
——「uncrave STANDARD」はどんなラインナップになりますか？
東原 「uncrave STANDARD」は、私の手を離れ、ブランドのMDが中心となって作っていくライン。シーズン毎のトレンドや単品性を意識しながら手頃な価格帯で展開していくとのことで、私も皆さん同様、完成を楽しみにする立場になります。２つのラインができることでより広いニーズに対応できるブランドになると思いますので、今後もアンクレイヴを楽しみにしてもらえたら嬉しいです！
MODEL＆WRITER/TAEKO HIGASHIHARA
ファッションエディター。慶應義塾大学卒業後、銀行に就職、25 歳で編集者に転身。現在は数多くの女性誌を中心に、広告やカタログのディレクションを手掛ける。
アパレルブランドのバイイングやコラボ商品開発など、編集者の枠を超えて活躍し、2020年春にデビューしたECブランドuncraveのクリエイティブディレクターを務める。
Instagram : @taekohigashihara
ファッションエディター。慶應義塾大学卒業後、銀行に就職、25 歳で編集者に転身。現在は数多くの女性誌を中心に、広告やカタログのディレクションを手掛ける。
アパレルブランドのバイイングやコラボ商品開発など、編集者の枠を超えて活躍し、2020年春にデビューしたECブランドuncraveのクリエイティブディレクターを務める。
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東原妙子さんが、今季よりコレクションライン「uncrave WHITE」を手がけることに。
新ラインのコンセプトや物作りへの想いをお伺いしました。