自然との共存を実現するものづくり

ジョセフ・アブードは、ブランド設立当初から「自然との共存」をコンセプトとして掲げてきました。それを実現すべく、現在は、オリジナルブレンドのオーガニックコットン「ジョー・コットン」、自然環境に配慮した撥水加工「テフロンエコエリート」、そして天然成分で麻のような風合いを生み出す「ギマ加工」を主軸にサステイナブルなものづくりに取り組んでいます。

Joe Cottonジョー・コットン

オリジナルブレンドのオーガニックコットン素材

FUNCTIONALITIES

ジョー・コットンならではの特徴

ジョー・コットンとは?

ジョー・コットンは、繊維が長く細い「アルティメイト・ピマ」と繊維が短く太い「アカラ」という2種類のオーガニックコットンを独自の比率でブレンドしたオリジナル素材です。繊維同士の間にたっぷり空気を含むことで、起伏に富んだ膨らみのある表情が生まれ、見た目より軽く感じられるほか、体温で温められた空気を保持して保温性を高められるなど、様々な機能を備えています。

シルクのような光沢感

シルクのような光沢感

オーガニックコットンの中でも特に繊維長が長い「アルティメイト・ピマ」を使用しているため、シルクのような豊かな光沢が生まれます。

カシミヤのような着心地

カシミヤのような着心地

繊維が太く短い「アカラ」が、糸自体に膨らみを与えるため、カシミヤのような優しくソフトな着心地を実現します。

深みのある色合い

深みのある色合い

「アルティメイト・ピマ」と「アカラ」という異なる特徴を持つ原料をブレンドすることで深みのある色合いを表現できます。

BACK GROUND

生産背景

こだわり抜いたオーガニックコットン

豊かな光沢としっとりと滑らかな肌触り、そしてふっくらとした柔らかな風合いを生み出すジョー・コットン。その上質さの秘密は、アメリカ・ニューメキシコ州の「ドーシ・アルバレス農場」とテキサス州の「デービッド農場」で栽培されている2種類のオーガニックコットンにあります。それらの特性を知ることで、ジョー・コットンの魅力をさらに深くご理解いただけることでしょう。

Ultimate Pimaアルティメイトピマ

Ultimate Pimaアルティメイトピマ

従来のオーガニックコットンとは一線を画す十分な繊維長と強度を兼ね備えたしっかりとした素材感が特徴。昼夜の寒暖差が大きい高地で栽培することで、繊維の中空率が高くなり、生地にハリとコシが生まれ、風合いの良さが長く保たれます。

Acalaアカラ

Acalaアカラ

遺伝子組み換えされていない数少ない品種で、殺虫剤の代わりに天敵の昆虫を利用したり、枯葉剤を一切使用しないなど、環境負荷を抑えた方法で栽培されています。繊維がしっかりしており、ふっくらとした糸に仕上がるうえ、他の品種に比べて白度が高いのも特徴。

ドーシアルバレス農場

アメリカ・ニューメキシコ州にある大正紡績の契約農場「ドーシアルバレス農場」では、「アルティメイト・ピマ」を栽培しています。標高1200メートルの高地にあるこの農場は、昼夜の寒暖差が大きいため、中空率の高い丈夫な繊維を収穫できます。

デービッド農場

「アカラ」を栽培しているのが、テキサス州のデービッド農場です。オーナーのデービッド氏は、30歳でオーガニックコットンの栽培を始め、独自の灌漑システムやGPSを駆使した科学的アプローチにより、水資源を無駄にしない高効率な栽培方法を実践しています。

大正紡績株式会社

ジョー・コットンを使った糸を紡績しているのが、創業100年を超える老舗繊維メーカーでオーガニックコットンのパイオニアとも言われる大正紡績です。2種類のオーガニックコットンをブレンドした後、いくつもの工程を経て、生地を織るための原糸が完成します。

独自の商品開発を経て

ジョー・コットンが誕生したことで、ジョセフ・アブードのアイテムの幅は大きく広がりました。アイテムに適した糸を独自に作ることが可能になり、ブランドが理想とする風合い、色合い、厚みを表現できるようになったのです。

TeflonEcoeliteテフロンエコエリート

自然環境に配慮したエコ撥水加工

テフロンエコエリート加工とは?

テフロンエコエリートは、環境に負荷を与えるフッ素を使わず、再生可能な植物由来の素材を利用して水や汚れを弾くサステイナブルな撥水加工です。しかも、耐久性に優れており、生地の風合いや通気性に影響を与えることもありません。

Product Detailes

原材料の60%に再生可能な植物由来の素材を使ったサステイナブルな撥水加工ですが、優れた品質もキープしています。他の非フッ素系の加工に比べて最大3倍の耐久性があり、30回以上洗濯を繰り返しても水や汚れを弾き続けます。

Imitation Linen Finishingこんにゃくギマ加工

天然成分が生み出す麻のような優しい風合い

こんにゃくギマ加工とは?

ギマ加工は、漢字で“擬麻”と書かれるように、コットンやレーヨンの糸をコーティングして麻のような清涼感のある風合いを与える加工のことです。こんにゃくギマ加工では、その名の通り、食品にも使われるこんにゃく芋を主成分とした環境に優しい原料を使って加工を行います。

Product Detailes

こんにゃく芋は環境に優しいだけでなく、化粧品にも使われるなど人にも優しい天然成分です。また、普通のギマ加工に比べて、麻のような清涼感のある風合いが長続きするのも、こんにゃくギマ加工のメリットです。