Newans

Vol.01

亀 恭子

スタイリスト

何を着ればいいかじゃない。
大切なのは、
どんな人になりたいか。

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Mirai Matsuda

働き方はもちろん、
ライフスタイルにも変化が求められているいま。
これからの時代を生きていく上で必要な新しい
答え “New Answer” を様々な分野の
第一線で活躍する女性12名に問う
#Newansのインタビュー連載。

最初のゲストは、
ファッション誌の人気スタイリストとして
活躍しながら、
パーソナルスタイリストとしても
数多くの指名を抱える亀恭子さん。
スタイリストとして根強い人気を維持ながら、
母としての顔を持つ
彼女の “New Answer” とは……


ひとりひとりに合うシャツが、
きっとあるように、その答えは、
ひとりひとりみんな違うはずだから。

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Profile

亀 恭子さん @kame_kyo

職業スタイリスト

約3年間のOL生活を経て2001年にスタイリストデビュー。以降ファッション誌やテレビなどで活躍し、モデルをはじめ女優・タレントなど数多くのスタイリングを手掛ける。一方で自身もテレビや広告、ラジオなどのメディアやトークショーに出演。同世代の女性の圧倒的支持を集める。2冊目となる著書「TOKYO NEW STANDARD」 (小学館)も好評。ポテトとオリジナルジンジャーエールのブランド「brooklyn ribbonfries」共同経営者。昨年末に第二子を出産したばかりの二児の母でもある。

01

スタイリストの視点で見た #Newans

スタイリストの視点で見た #Newans

――今回、亀さんには12名のスタイリングもご担当いただいたわけですが、ずばり#Newansの服はどうでしたか?
スタイリストとして率直な意見を聞かせてください。
「着やすくて、軽やかで、シワがつきにくい。オールマイティーですよね。シャツに関しては特にシワが入ってもきれいに見える素材だなと感じました。そして驚いたのはバリエーションの幅広さ。同じ生地を使ったシャツでも、デザインによって表情が全く違うんですよね。12名ぞれぞれのキャラクターもバラエティに富んでいたので、スタイリングしていてとても楽しかったです」

――普段、シャツを着るときにご自身で意識していることはありますか? 「私は割と混ぜたがりなので(笑)、クラシックなシャツにあえてカジュアルなデニムを合わせたり、女っぽいシャツにメンズっぽいマニッシュな靴を合わせたりすることが多いです。コーデ全体が一つのテイストに転びすぎないようにスタイリングするのが好きですね。今回、着用していないアイテムの中にも、着てみたいと思う服が実はたくさんありました。これだけバリエーションがあるといろんなスタイリングが楽しめるし、誰でも絶対に似合う一着が見つけられるんじゃないかな」

――そう、まさに「ひとりひとりに合う働き方があるように、ひとりひとりに合うシャツが、きっとある」と、 #Newansは考えていて、それをコンセプトにも掲げているんです。 「これからますます“パーソナリティ”というワードがフォーカスされる時代になると思うんですよね。トレンドを一方的に受け取るだけでなく、ライフスタイルに合わせてユーザーそれぞれが自身でチョイスするカタチになってきた今は、まさにファッションも変革期。スタイリストはもともと提案して発信する仕事ですが、公私ともにTPPOは常に意識してます。Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場面)に加えて、Person(人)。Personは誰と会うかですが、同時にそれはどんな自分でありたいかということ。それこそがファッションの要だと思うんです。そういう意味でも#Newansには共感するところは多くって。これからの時代のあり方にフィットしているブランドだなと感じました」

02

サスティナビリティについて

サスティナビリティについて

――デザイン性はもちろんですが、#Newansではサスティナビリティという点にもとても力を入れていまして、製造過程はもちろん、流通後も破棄処分ゼロをモットーにしていたりするんです。 「エコな素材を使ったブランドはここ数年増えてきましたが、ものづくりの根本からここまでエコを考えるブランドはこれまでなかったと思います。ファッションとして今の時代にフィットしているというのもありますが、構造としてサスティナブルなものづくりにも魅力を感じました」

――亀さんは普段の生活の中でサスティナブルを意識していることってありますか? 「ここ数年、ファッションに関しては新しいものをただ買い足していくのではなく、お直し屋さんでアップサイクルして長く使いつづけるということをしています。捨てるのには忍びないものを時代の気分に合わせてレングスをカットしたり、部分的にデザインを変えたり、リメイクしているんです。古くなったお洋服がアップデートされて、新鮮な気持ちでまた愛せるんですよね。環境を意識してというより、服への愛着ではじめたことでしたが、結果的にサスティナブルなスタイルが出来上がっていたという感じです。お洋服をときめき買いしていた時代もありますが、今はじっくり吟味して購入するようになりました」

――ファッション以外ではどうですか? 「エコバッグはもちろんですが、たとえばキャンプなどで使うコップは、紙コップではなくアウトドア用のマグを使ったりしています。小さなことですが、5歳の息子が洗い物をしたがる年頃なので、お手伝いのきっかけにもなっていいんですよね。一時期、自分たちで畑を借りようかと考えてたこともあったのですが、それは物理的に諦めて、自宅のベランダでミントやパセリを育てています。実家の両親が近くの畑でおいしい野菜を育てているので、そういうものを子どもに食べさせることもコミュニケーションや食育に繋がっているなと感じています。日常の中のごく些細なことですが、環境のためになっているのと同時に生活の中に潤いが生まれているんですよね。今回コロナウイルスのこともあって家族との時間が増えて、よりそれを感じています。コロナウイルスの自粛期間はそういったことを見つめ直すいい機会になりました」

03

それでも変わらないもの

それでも変わらないもの

――多かれ少なかれ、誰もがコロナウイルスの影響は受けていますよね。#Newansはコロナウイルスの問題が起きてから立ち上げたブランドではなく、それ以前から進めていたブランドなんですが、図らずも#Newansが目指していた方向に向かって、世界全体の動きが加速してきたように感じています。 「影響を受けたとしたら、時間の使い方とマインドですね。人が変わるきっかけって、人生の中でもそうあることではなくて、私の場合、出産してもそう大きな変化はなかったのですが、家にいる時間が長くなったことで、いつもより考える時間や家族と向き合う時間が増え、自分をリセットできる時間が生まれたのは変化の一つでした」

――コロナの前と後、ファッションに変化は変わりました? 「好きなものは好き(笑)。なので、買うものが急に変わったということはないのですが、選び方が変わりました。以前はひと目惚れして買ったあと、それからどう着るかを考えていたけど、今は「こういう格好をしたい」と先に決めた上で、買い足していくようになりました。どんなものでも丁寧に考えてから買い物をするようになりましたね。ただ消費するっていうことに違和感を感じるようになって、ただ買うんじゃなく、本当に必要なもの、本当に欲しいものを吟味して買うようになりました」

――コロナ前後で最も大きく変わったことは何でしょう? 「正直、そこまで大きな変化というわけではないのですが、やはり時間に対する価値観というか、その扱い方に関しては、気持ちの中でけっこうな変化を感じています。これまでは労働時間や休憩時間も含め、必要以上の余計な時間が多かったんですよね。それもクリエイティブの一つだと思っていたぐらい(笑)。けど、これまで以上に時間を大事にしようと思うようになりました。無駄だと感じる時間こそクリエイティブが潜んでいると自分に言い聞かせていた時間を、インプットのアクションに変えたり、頭の中をクリアにするタイミングにしたり、丁寧に使うようになりました」

04

大切なもの・こと

――そうやってできた時間、亀さんはどんな風に過ごしているのでしょう? 「寝る前の30分から小一時間のバスタイムは特に大切にしています。一日毎に心身をリセットするのを助けてくれるバスソルト〈BARAKA 死海の塩〉は、私にとって大切なものの一つ。以前からそうですが、仕事や家事で忙しいときほど、一人で過ごす時間はやっぱり大事だなと。逆に、気持ちをオンにしたいときは、テーラードジャケットか甲浅の女度の高い靴。気持ちのスイッチを切り替えてくれるものを自分の中にひとつでも持っているといいですよね。それこそがファッションのチカラだったりするんじゃないかな」

―― OLからスタイリストに転身し、そして母になった今、さらに輝きを増す亀さん。その根底にある信念とは何なのでしょう? 「“Just Do It. ”かの有名なフレーズですが、たとえば仕事で、初めての案件で不安……と思うよりも、やったことない!ならば、トライしたい!とワクワクすることだったり、プライベートでの急な誘いに、明日早いし疲れているから……と諦めるよりも、会いたい!と、30分でも行っちゃうことだったり。“好き” や “やりたい” という自分の気持ちに素直に乗っかることですね。それがどんなサプリよりも自分のパワーになっています。友人からよくフットワークが軽いと言われますが、結果的にそうなってるのかもしれません」

05

これからのファッション

――ファッションに関して、何を着たらいいか分からないっていう人の声を最近よく耳にするのですが、これを着ておけば絶対大丈夫!みたいなアイテムってありますか? 「何を着ればいいかを考えるより、どんな人になりたいのかが大事。ウィークポイントを一生懸命隠すよりは、自分の見せたい部分や、自分の好きなテイストを大事にしてあげて欲しいと思います。ここを押さえるというよりも、たとえば#Newansの場合、いろんなかたちやいろんなテイストがあるから、どれを着てみたいか、どれを着れば自分の好きなテイストになるかを考えて選べばいいんじゃないかな」

――実は、それを狙ってました(笑)。#Newansは着る人の反応を見ながらものづくりをしていくので、「着る人が企画する」と言いますか、今まではできなかった「こうだったらいいのにな」ができるようになる。だから似合うものが絶対に一つは見つかるはずなんです。 「これからが楽しみだなあと思いながら、ふと思ったんですけど、今後、#Newansにはシーンを設定したアイテムとかつくって欲しいなあ。普段もそうだけど、旅先とか。おうちで家族としっぽり過ごすのも楽しいけど、やっぱり新しいお洋服を着てお出かけしたいじゃないですか。今後の#Newansに期待してます」

(ライター:堀川 静)

着用アイテム

High neck blouse

ハイネックブラウス

¥11,000(税込) 詳細

ハイネックの襟と首元のギャザーが華やかでエレガント。肩線をドロップさせているので、ギャザースリーブでも子どもっぽくならず、肩自体は華奢見えし、それでいてお袖のボリュームは確保してあるデザイン。

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