Newans

Vol.12

青柳文子

モデル、女優

気持ちがあがって楽しくなる、
服は自分のためにある。

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働き方はもちろん、ライフスタイルにも
変化が求められているいま。
これからの時代を生きていく上で
必要な新しい答え“New Answer”を様々な分野の
第一線で活躍する女性12名に問う
#Newansのインタビュー連載。

トリを飾るのは、数々の女性誌を飾り、
同世代の女性から
絶大な支持を集める青柳文子さん。
数々の服に袖を通してきたからこそ見えてくる、
これからの時代の服、 これからの時代の生活とは。
2児の母としても奮闘する彼女の、
“New Answer”を探ります。

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Profile

青柳文子さん @aoyagifumiko

職業モデル、女優

1987年生まれ、大分県出身。青文字系モデルとして多くの女性誌で活躍し、独創的なセンスに大きな注目が集まる。女優としての顔ももち、映画やCM、ドラマ、アーティストMVなどにも多数出演。映画や旅行についてのコラムを執筆するなど、幅広い分野で才能を発揮している。プライベートでは女の子と男の子、2児の母でもある。最近、YouTubeチャンネル「青柳文子」をスタートしたばかり。

01

子育て中に選ぶのは、お手入れが楽な服

子育て中に選ぶのは、お手入れが楽な服

――選択肢がたくさんあって、女性の仕事服に対する固定観念も変わっていく中で「何を着ればいいのかわからない」という声をたくさん耳にするようになりました。その質問に対する新しい答えとして、#Newansではひとりひとりに似合う白シャツを提案しているのですが、実際に着てみていかがでしたか? 「すごくイマっぽく感じました。私自身はオフィスカジュアルを着た経験がないんですけど、きっと、きちんとした服装で行かなきゃいけないんですよね? このシャツはおしゃれなのにきちんと感もあるから、オフィスでも着られるし、そのままアフターファイブでも映えるし、素晴らしいと思います」

――青柳さんに着ていただいたシャツは、袖にギャザーをたくさん入れた袖コンシャスなデザインで、腕を上げても下げてもシルエットが美しく見えることを意識しました。 「ボタンダウンのようなかっちりしたシャツはあまり着ないんですけど、今回着たような雰囲気のものはよく着ます。触り心地もツルツルしていて、すごく気持ちよかったです。夏に長袖を着ているのに、なんで涼しいんだろうって不思議でした」

――良質な綿を軸にナイロンとポリウレタンを合わせて織り上げた素材を使っています。キックバックがよくて、動いたときも楽ちんなんですよ。服を選ぶときは、素材も気にされますか? 「そうですね。今は子育て中で、アイロンをかけたり、わざわざクリーニングに出したりするのが面倒だから、お手入れが簡単な服ばかりになりました」

――#Newansの素材を選ぶテーマは、着心地がよくてケアがしやすいということなんです。多少シワができても、それが自然で可愛いと思えるような素材を選んでいます。 「私はシワが結構気になってしまうので、それはすごく有難いですね。子どもがいると、できるだけ面倒を減らしたくて」

02

見られるために着る服から、自分のために着る服へ

見られるために着る服から、自分のために着る服へ

――今、トレンドがなくなってきて、個性が尊重される時代に移りつつありますが、モデルとしてお洋服に携わってきて、何か変化を感じることはありますか? 「ちょっと前までは、みんなが知っているカリスマがいて、わかりやすい流行がありましたよね。“〇〇系”っていうジャンルもはっきりしてたけど、それも薄くなってきたように感じます。今はそれぞれに好きなものがあって、インターネットでそれをシェアして、同じものを好きな人同士が集まっている感じですよね。たとえば、同じクラスでも、下手したら共通の話題があまりないっていうか。それぞれ自分の中のトレンドがあるんだと思います。最近、若い子たちと話していて、みんなそれぞれ知っていることがバラバラだから、何を話していいかわからなくなっちゃいました」

――ネットやSNSが普及して、それぞれが自分の好きなことにアクセスしている状態ですよね。青柳さん自身はトレンドというものをどう捉えていますか? 「もともと流行に疎いというか、あまのじゃくなところがあって、流行っていると逆に着たくなくて。仕事で、その都度その都度、流行りの服を着ていると、これは好きじゃないな、これはしっくりくるなっていうことがわかってきたから、私生活では自分が好きなものを着ています」

――もともと流行には流されないタイプなんですね。 「好きな服を着るというのは、周りにおしゃれに見せたいとか、いい印象を与えたいということではなくて、自分のために着るってことだと思うんです。ひたすら着心地のよさを感じるとか、テンションが上がるとか」

――今回のコロナウイルスの問題で、そのあたりの意識も変わりましたか? 余計そう感じるようになりました。外出しないと、服が必要ない気がしてくるじゃないですか。別に買わなくてもいいやって。でも、それで服を買わずにいたら、だんだん服を着る行為が面白くなくなっていったんです。試しに新しい服を買うと、やっぱり気持ちが上がって楽しくなるんですよね。服ってそういうことのためにあるんだなって思いました」

――自分のための服を#Newansと一緒につくるとしたらどんな服をつくりますか? 「リサイクルできたらいいですよね。もしくは、リサイクル素材で何かをつくるとか。お金はすごくかかるとは思うんですけど、着なくなった服を何かに変えられたらいいなって思ってます」

03

農村留学で感じたサスティナビリティの大切さ

農村留学で感じたサスティナビリティの大切さ

――#Newansは、今までのアパレルの大量生産のあり方を見直して、無駄に作らない、捨てない、長く着られる服をベストプライスで提供することを目指しています。リサイクルのお話もありましたが、青柳さんはサスティナブルについてはどのような意識ですか? 「自分の暮らしの中だけでいうと、かなり気をつけているほうだとは思います。無駄をなくして、ゴミを出さないようにしたり、化学的なものが入っていない商品を選んだり」

――自分でできることが生活に根づいている感じですね。そういう生活を心がける何かきっかけはあったんですか? 「小さい頃から動物が好きで、中学生のときに大分から北海道に転校して、農村留学をしたんです。そのとき、農業や酪農で自給自足をしているおうちにホームステイしていたんですけど、なぜか心身ともにすごく調子がよくなって。五感以上のものが研ぎ澄まされていくような感覚を味わいました。これはなんだろうっていう思いが原体験としてあったので、こういう生活が理想的なのかもなってずっと思っていました」

――東京に来てからも、その感覚は残っていたんですね。 「そのときは中学生で、まだ都会的な生活にも憧れていたから東京に出てきたんですけど、心の奥底にはそういう暮らしのほうが素晴らしいって気持ちがずっとありました。気候変動や自然災害の原因を突き詰めたとき、それが人間の暮らしによることが多いなら、何か変えなきゃって思うけど、政治を動かす力があるわけじゃないから、生活の中でコツコツやっていく感じですね」

――SNSでも青柳さんは素直に自分の言葉で語っているのが印象的です。ファンの方に向けて発信されていることはすごく意味があると思います。 「私はたまたまフォロワーの方が多くて発信しやすい環境にいるけど、今はSNSも多くの人がやっているし、みんな同じだと思うんです。それぞれが“伝えられる人”だからこそ、ひとりひとりの行動が意味を持って広がっていけばいいなって思います。無駄なことは何ひとつないと思うので」

04

生きていくうえで
優先したいことは何なのか

生きていくうえで優先したいことは何なのか

――働き方の変化に着目して、#Newansは“新しい時代のワークウェア”を提案しているのですが、働き方に関しては何か変化を感じていますか? 「みんな、もうリモートでいいじゃんって気づいちゃいましたよね。働く場所が関係なくなるにつれて、住んでいる家の周りの環境を気にする人や、田舎に行きたいって思う人が増えたんじゃないかと思います。みんな、何を求めて仕事をしたいと思っていたのか、改めて自分を見つめる期間になった気がします」

――ご自身の働き方には変化はありましたか? 「私自身は、子育て中で全然外に出ていないので、意外と変化はなかったです。むしろ、子育てによって、自分の社会生活のスピードが遅くなることに焦りを感じていたので、世界がゆっくりしてくれたのはちょっとだけ嬉しかったりもして。私たちはいつもこういう生活だよって。それに、本来はこうあるのが自然なんじゃないかなって思ってます」

――「こうある」というのは具体的にはどんなことでしょう? 「突き詰めていくと、プリミティブなことをひたすらやる日々ですよね。食べる、寝る、体を動かすといった必要なことだけを行うような。対して、働き盛りの世代は、いわゆる富や名誉みたいなものを追い求めたりするわけじゃないですか。それで楽しければいいですけど、実際は疲れてる人が多いから……。歩みがスローになったとき、心地よく感じた人も多かったと思うんです。みんな、料理したり読書したり、余裕がないとできなかったことをしてましたよね。そういうことが本来大切なことなんだろうなと思いました」

05

何事も丁寧に、
一瞬一瞬を大切に

何事も丁寧に、一瞬一瞬を大切に

――ご自身の生活にはあまり変わっていないというお話でしたが、価値観として、生活を大切にしたいという気持ちはずっとあったんですか? 「そうですね。忙しいとフラストレーションが溜まるので、生活すること自体を大事にしたいという気持ちはずっとありました」

――多くの人がそういう価値観に少しずつ変わっていくかもしれませんね。 「それが理想なんですけど、そうもいかないのが社会だとも思っていて。コロナウイルスの問題が全世界同時多発的に起きて、大小あると思いますが、みんな傷ついたと思うんですよ。そこからもう一度立ち上がろうって思える強い人たちばかりじゃないから、何か悪い方向に向かわなければいいなって思います。情報に疎いお年寄りとか、今回の件で何かを失ってしまった人も、取り残されない社会になればいいなって」

――そういう考えの根っこにあるものは何だと思いますか? 「ちょっとくさいですけど、感謝とか愛とか。有ることの難しさって書いて、有難みじゃないですか」

――本当にそうですね。今後、さまざまな変化があると思いますが、青柳さんはどういう暮らしが理想ですか? 「もし、リモートが今後主流になっていくなら、私は東京じゃなくてもいいですし、自然の多いところに行きたいなと思っています。何事も丁寧に、一瞬一瞬を大切にしていきたいですね。忙しくてスピード感のある生活だと、いろいろなことがおざなりになっていくから、ひとつひとつをちゃんと感じて大切にしていきたいです」

(ライター:藤原 綾)

スリーブコンシャスブラウス

着用アイテム

Sleeve Conscious Blouse

スリーブコンシャスブラウス

¥9,900 (税込) 詳細

洗って、干して、そのまま着られて、美しい。 洗濯や着用で生まれるナチュラルなシワ感も良さに感じるように、上質な原料を使い、ギャザーディティールを入れたデザインにしています。

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