Newans

Vol.04

大社 カリン

モデル / アーティスト

サスティナビリティを
流行から当たり前のことに。

  • share:
  • instagram
  • facebook
Mirai Matsuda

働き方はもちろん、ライフスタイルにも
変化が求められているいま。
これからの時代を生きていく上で
必要な新しい答え “New Answer” を様々な分野の
第一線で活躍する女性12名に問う
#Newansのインタビュー連載。

モデル、アーティストとして活躍する
大社カリンさん。全身に白を纏って絵を描く、
その力強い姿に#Newansのシャツを重ねて。
サスティナビリティにも造詣が深い
大社さんが思う、これからの世界、
これからの服についての“New Answer”とは……

  • share:
  • instagram
  • facebook

Profile

大社 カリンさん @in_karin

職業モデル、アーティスト

1993年、広島県生まれ。女子美術大学付属高校・大学でアートプロデュース表現を専攻。モデルとしてファッション誌や広告などに出演する傍ら、大学の卒業制作で開催した個展を機にアーティスト活動を開始。絵画個展も積極的に行う。独特な感性を生かしたライフスタイルが同性からの支持を集めている。

01

絵を描くときに必要なのは、クリーンな白

絵を描くときに必要なのは、クリーンな白

――着心地が良くリラックスでき、それでいてきちんと見える、ということを大切にしている#Newansのシャツですが、今日着たシャツはいかがでしたか? 「すごくストレッチがきいてるんですよね。ハリがある感触とストレッチ感を両立できるのがすごいなって思いました。白シャツって、夏場は暑かったり、少し落ち着かなかったりするんですけど、これはすごく気持ちよく着られましたね。シワを気にしなくていいし」

――シルエットもきれいで、すごく似合っていました。 「緩い感じが好きなので、このシャツのゆったりした袖回りが気に入りました。自分が持っているシャツにはないデザインですね。後ろの丈が長いので、女性はお尻も隠れていいと思います」

――普段、シャツを選ぶときに気にすることありますか? 「肌触りがいいものを選びたいんですけど、柔らかすぎると、洗っただけで形が崩れるのでバランスを大事にしています。海外製のものだと縫製が緩いこともあるので、細かい部分が丁寧につくられているかは気にしますね」

――#Newansのシャツは「洗って、干して、そのまま着られて美しい」ということをポリシーにしています。素材の良さはもちろんですが、縫製もきちんと丁寧に作られているので、安心して着ていただけます。大社さんは、絵を描くとき、白い服を着ているイメージがあるのですが、何かこだわりがあるんですか?汚れちゃうんじゃないかなと思って気になっていました。 「描いているときに、服に柄があると邪魔なんですよ。目に入る他の情報は少ないほうがよくて。少し離れて描いた絵をみたら、あれ?なんか違う。ということもあります。それに、絵の具の汚れって、なんか可愛いんですよね。汚れたパレットも、筆もバケツもすごく可愛いし、愛着がわく。そういうことも含めて、春夏はTシャツ、秋冬は薄手の白いサマーニットと白いカーゴパンツで作業しています」

――なるほど。描かれる絵だけでなく、それに付随するモノ・コトすべてが大切なんですね!大切にしているものも画材ですよね? 「母が同じ母校なんですけど、今、私がこうやって活動しているのも、誕生日に母から絵筆や絵の具をもらったことから始まっています。絵の具というより“色”かもしれません。色の使い方や見え方など、何かの印象に対して感度があがる育て方をしてもらったと思っています」

絵を描くときに必要なのは、クリーンな白

――絵を描くとき、他にこういったシャツが着たい、とかありましたら教えてください。 「ロールアップシャツがあったらいいですね。できればひじの上くらいまでかばっと袖をまくれると助かります。生地は薄ければ薄いほど、柔らかければ柔らかいほど好きです。丈は短すぎず、長すぎず。今日着たシャツのように後ろが長いと、パンツのシルエットを選ばず着られるので嬉しいですね」

02

着飾るものから主張しないものへの変化

スタイルは仕事の自信で築くもの

―― ファッションを意識するようになったきっかけを教えてください。 「美術高校に通っていたので、みんな自分が着たいものを着て、したい髪型をする、言いたいことを言う、という環境だったんですね。女子高だったからか、みんなのびのびと奇抜なファッションをしていました。そのとき、服も表現の一部なんだと気づいたんです」

――その頃はどんな服を着ていたんですか? 「当時はパンクでしたね。髪はツーブロックで足元は絶対にドクターマーチン、みたいな(笑)」

――でも、今はシンプルですよね? 何かきっかけはあったんですか? 「お仕事では上品な服を着ることが多かったので、その反動もあって、パンクの時期は長かったんです。でも、自分が言いたいことや自分を表現する手段として洋服を使うんじゃなくて、裸で戦場に向かおうと思うようになりました。自分に合う服は、着飾るものではなくて、自分の一部として主張がないものなんじゃないかと思って。それが24歳くらいの時で、そこからは、基本的にシンプルですね」

――ずいぶん早い段階で気づいたんですね。デザインがシンプルだと、服を選ぶ基準はどのようなものになるんでしょう? 「以前よりも、自分の肌に触れる感覚みたいなものが気になるようになりました。飾らないからこそ、自分の居心地がいいものを選ぶというか。つねに自然体でいられることを意識している気がします。今、欲しいと思うものは、自分に合うサイズ感で、長く着たいと思えるものです」

――じゃあ、結構お買い物は慎重派ですか? 「うーん、でもひと目ぼれというか、“感覚”なのかもしれないですね。古着屋さんがすごく好きなので、出会いが大切なんです。たとえば、ヴィンテージのデニムだと、なかなかサイズが合うものがないんですよ。だから、ぴったり合うものと出会えたら、これは長く着るなと。出会える機会が少ない分、出会ったら買うという感じです」

03

女性のニーズとサスティナビリティを繋げる

女性のニーズとサスティナビリティを繋げる

――#Newansのコンセプトである多様性やサスティナビリティについて、共感することはありますか? 「すべてに共感しています。私が言うのもおこがましいですけど、どの業界でもサスティナビリティは意識しなくてはならない問題だと思っています。ファストファッションが流行って、ネットも広がって、時代は変わってきたけど、やっぱり長く使うということが人の心にも大事な気がするんです。今は使い捨てが当たり前になっちゃってるけど、日本人が昔からやってきたように、愛着がわくものを修理しながら使い続けることで、地球にも環境にも優しいし、今の問題に気づくきっかけにもなると思います」

――#Newansは長く洋服を愛用していただけるよう、普遍的なデザインであったり、高いクオリティを守ったりしています。#Newansにこんなものがあったらいいなと思うものはありますか? 「たとえば、雨具とか。ビニール傘って土に還らないし、燃やすのもよくないんですよね。ひとつの傘を長く使うことに興味をもってもらうとか、置きっぱなしにしても土に還るっていうコンセプトとか(笑)。あと、インナーもいいですね。肌触りは人によって好みが違うし、機能性にこだわると化学繊維が入っているので難しいとは思うんですけど……。できれば、女性の欲求をちゃんと満たしながらニーズに応えてもらえたら嬉しいですね。可愛いけど、見られてもいやらしくなくて、ホールド力などの機能性もあって。そういうニーズとサスティナビリティが繋がったら、多くの人の心に刺さるんじゃないかなあと思います」

――サスティナビリティを考えるうえで、洋服というものはどうなっていけばいいと思いますか? 「サスティナブルって、一種の流行じゃないですか。具体的に取り組まなければいけない課題なんだけど、今は若者が流行として食いついて、それを意識している人がカッコいいっていう。言い方はよくないかもしれませんけど、やっぱり地球にも人にも優しいっていう考えはバズるし、しかもファッションには流行の種がある。サスティナビリティを意識することは地球的には大正解なので、これを流行として終わらせずに、ファッションを通して意識として根付かせていけばいいのかなと思います」

――サスティナビリティを意識するようになったきっかけは何だったんですか? 「母が南アフリカや日本の子ども達に正しい性教育する活動をしていて、そこで目の当たりにした文化の違いや、私たちが恵まれていることや、途上国の食料や水の問題といったことが、身近な話題だったんですね。だから、それが社会問題としてニュースで取り上げられるようになってきて、いよいよ本当にまずい状況まできたんだなと感じました」

――周りの人でもサスティナビリティについて考える人は増えていると感じますか? 「私の周りはそういう子ばかりです。自分たちでZINEを作って環境問題を考えたり、選挙について話したり。自分で考えて、自分で行動する。洋服も、細かい部分まで愛が詰まっている服を、自分で考えて選ぶことが大事なんじゃないかなと思います」

04

人と人との繋がりをいつまでも大切に

人と人との繋がりをいつまでも大切に

――コロナの影響で何か変わったことはありますか? 「もともとインドア派ですし、絵も家で描いているので、自分の生活自体はそんなに変わりませんでした。でも、周りの意識が変わっているのは感じます。仕事がなくなって家賃が払えずに実家に帰る友達や、仕事はあるけど家族に会えずにいる友達。困っている人を助けたいけど、会わないことが救いになるというおかしな状況で、会って話すことでわかり合えることがたくさんあるのに、物理的にできなくて。自分というよりも社会の変化を感じています」

――その社会の変化にともなって、価値観はどのように変化すると思いますか? 「希望的観測としては、田舎に住んでいても仕事ができる環境が広がっていくのは理想的ですね。それこそお洋服はネットで届くし。パソコンがあればできるのに、都会でぎゅうぎゅうになりながら暮らして、オフィスにわざわざ行く必要はないんじゃないかなって。ただ、人と会うことは大事なので、そのバランスはとっていったほうがいいとは思います」

――その変化の中で、ご自身が一番大切にしたい新しい価値、新しい答えとはなんですか? 「仕事柄、どうしても家にこもりがちなんですけど、やっぱり人が必要だなっていうのはいつも感じます。絶対にひとりなんて無理(笑)!友達とリモートで会話はできるけど、やっぱり寂しいじゃないですか。自分自身と家族を大事にした先に、他人との繋がりがあって、その人たちにも家族がいて……っていつも考えます。コロナは関係なく、人との繋がりは地球が終わる瞬間まで必要だと思うので、人を大事にして、環境にも配慮して、地球にも優しく、が理想ですね」

(ライター:藤原 綾)

着用アイテム

Wide Wise Shirts

ワイドワイズシャツ

¥12,100(税込) 詳細

横幅を大げさなほど広く広くとったデザインのシャツです。オフボディなシルエットが今っぽくとてもおしゃれ。
カジュアルなデザインですが、素材のノーブルさの効果で、カジュアルになりすぎず綺麗に着ていただけます。

bannar
インタビュー一覧へ
  • 譌・蟶ク繧貞スゥ縺ゥ繧九∫區縺繧キ繝」繝
  • STYLE BOOK
  • EASY CARE
  • 繧ュ繝」繝ウ繝壹シ繝ウ
top