Newans

Vol.07

村上萌

経営者・NEXTWEEKEND代表

その答えは、
言語化すると見えてくる。

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働き方はもちろん、ライフスタイルにも
変化が求められているいま。
これからの時代を生きていく上で
必要な新しい答え“New Answer”を様々な分野の
第一線で活躍する女性12名に問う
#Newansのインタビュー連載。

今回、#Newansを着てくれたのは、
「次の週末に取り入れたい理想のライフスタイル」を提案する
WEBマガジンNEXTWEEKEND代表村上萌さん。
やわらかな雰囲気の奥に揺るぎない強さを持ち、
起業家として、アスリートの妻として、
そして一児の母として活躍する
彼女の “New Answer” とは……

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Profile

村上萌さん @moemurakami_

職業経営者・NEXTWEEKEND代表

「季節の楽しみと小さな工夫」をコンセプトに掲げるコミュニティメディア、NEXTWEEKEND代表。ウェブサイトの運営をはじめ、連動した雑誌「NEXTWEEKEND」の刊行や週末イベント、ECストアの運営、その他空間や商品のプロデュースなどを手がける。コーヒースタンド「GARTEN COFFEE and seasonal wishes」を東京・神宮前のオフィスに併設。 著書に「カスタマイズ・エブリデイ」「深夜の、かけこみ横丁」「受けつぎごと。」など多数。はあちゅうと共にプロデュースしたスケジュール帳「週末野心手帳」も好評。

01

未来を変える方法

未来を変える方法

――#Newansのシャツ、着てみてどうですか? 「シャツにありがちな動きづらさがなくて、着心地がいいなっていうのが第一印象です。最近、家で仕事するときもちゃんとしたいなって思っていたので、そんな時にちょうどいいなと思いました。 シンプルだからこそ、このシャツがベースになって、いろんなシーンに寄り添ってくれそうな気がします。白のシャツってやっぱり使いやすいですよね。いい意味でどうにでもなれるなあって」

――着心地のよさに加え、特にこだわっているのはサスティナブルであること。コロナウィルス以降、意識し始めているアパレルも多いと思いますが、#Newansはコロナ以前から絶対に廃棄しないというのをポリシーにしているんです。 「時代にマッチしていると思いました。そして、お洋服のデザイン性や着心地と同じように、そういう取り組みについてもどんどん伝えていって欲しいなと思いました。サスティナビリティに関して、すごい人ってすごいじゃないですか。だから、自分の程度で語っちゃいけないと思っている人は多いと思うんですよね。自分はそこまでできてないしって自信を持てないでいる人が、一つでも自信を持てたら、未来は変わると思うから。いま着ている服が、自分がそれを選択したことで、社会においてどれだけ役に立てるかってこと、どんどん伝えていって欲しいと思います。ブランドにしっかりした思想があって、さらにその思想に共感できていたら、そのブランドのお洋服を着たとき、それだけでその人の自信になると思うんですよね」

02

受け継ぐという選択

受け継ぐという選択

――サスティナブルに関して、萌さん自身はどんな風に取り組んでいますか? 「必要のないものは昔から買わない、もらわない。母親が当たり前のようにそうしていたので、すっかり刷り込まれています(笑)。それと、受け継げるかどうかということはすごい大事にしていますね。家にある食器も祖母の家から受け継いできたものばかり。築約100年の祖母の家を建て壊す際に取り外した建て具も、うちのオフィスで使っています。今日持ってきた時計も、将来娘につけて欲しいなと思って身につけているもの。定期的に物を整理するたびに、いま自分が好きでいられるかと同時に、押し付けがましいかもしれないんですけど、娘に将来これを着てもらおうとか、つけてもらおうとか、受け継げるかどうかを第一に考えてものを残したり選んだりしています」

――時計はジャガールクルトですね。 「夫が小さい頃、自分のお父さんが「将来お前にあげるよ」と言ってしていた時計の存在がとても嬉しかったようで、自分も将来そういうことをしたかったみたいなんです。それで、私が30歳になった誕生日に、プレゼントしてくれました。ちょうど娘を産んだ年だったので、いつか受け継げたらいいねって。私がどういうシーンで使っていたかってことも含めて、彼女の記憶になると思うから。家でつけることはないし、今のところ仕事に行く時しかつけてないんですけど、時計をつけると娘がいってらっしゃいと言ってくれたりするので、それがいつか彼女のスイッチになったらいいなと思っています」

03

答えはないという答え

答えはないという答え

――コロナウィルスの影響で、多くの人が変化を強いられていると思うのですが、 萌さん自身はどうですか? 「答えはないっていうのが口癖だったんですけど、それがさらにコロナで加速したなと感じています。みんなで同じことができなくなって、それぞれの家にいることになった。そして、誰のためにっていう体裁がなくなって、結局自分の身の回りにあるのが幸せかどうかってなった時に、誰かのために“正解風”にしていたことが何の意味もなくなった。答えは自分の中にしかないっていうのが、まさにニューアンサーだと思っています。みんなの価値観が大きく変わったとかよくニュースで言っていますけど、みんなが変わったわけじゃなくて、私は二極化したと思っていて」

――と言いますと? 「もともと自分の中にしっかりした思想やポリシー、自分の幸せが何かってことを分かっていた人は、それが確信に変わっただけで、変わったというよりは、だよねって加速しただけだと思うんです。けど、もう一方の人はどうしようって、“正解風”にしてたものが、誰に対して見せてたんだっけっていう風になっているんじゃないかなって 。そこにポリシーがないと、“正解風”にしていても、いつまでたっても幸せじゃないってことに気づいたのかなって。結局、自分がどうしたいかっていうのが唯一の答えだと思うので、これからますます思想が大事になってくると思います」

――仕事のあり方としてはどうでしょう? 「コロナ以前は、社員のみんなは東京のオフィスに出勤して、私だけがリモートという状態だったんですね。クライアントさんがいるなか、私だけがリモートっていうのがやりづらかったから、毎週のように出張してましたけど、みんながリモートになって、その部分がフラットになったので、私はよかったと思っています。全員がリモートになったことでむしろやりやすさも出てきました。たとえば、ベース拠点に縛られない選択とか、東京じゃなくてもいいんだってことに気づいた人たちも多いですよね。とはいえ、東京じゃないところに住んだところで、結局そこにポリシーがないと、地方に住んでも幸せじゃないと思うんです」

04

言語化することの重要性

言語化することの重要性

――思想やポリシーについて、萌さん自身はどんな考えを持っていますか? 「今どう思っているかということを言語化することが大事だと思っています。家族もそうだし、社員とも、今どう思う? っていう会話をするようにしていて、その答えが毎日変わっても全然いいんですけど、それを言語化するってことが大事だなって。とにかく話すことが大事。正解を導き出すための会話じゃなくて、私は相手に合わせて一緒に選んでいくっていうのを大事にしていて、ディスカッションも答えを出すための会話じゃなくて、私にとっては一緒にどうするかの会話なんです。だって、来年どうなってるかもわからないじゃないですか? 来年どこに住んでいるかもわからないし、私は元からそういう考えだったので、みんなが今回のコロナウィルスの一件でそうなったことで以前より話しやすくなりました」

――今回のことで、萌さんのなかに新たな気づきのようなものはありましたか? 「計画性よりポリシーを持ったデザイン性が大事だなって、今すごく思っています。計画を立てたところで、これからどうなるかなんて、どんな偉い人にだってわからないじゃないですか。だったら、突然こういうことになった時に、いかに自分のハンドルを切れるかって、ポリシーがあるかどうかだから、そこが一番大事だなって。結局みんなポリシーっていうと難しく考えちゃうけど、どう思うかを言語化できれば、仮にその後の状況に合わせてすぐに変わったっていいと思うんです。今のベストが人と共有できれば」

05

誰かの役に立つ意識

誰かの役に立つ意識

――萌さんのその根幹にある考えは何なのでしょう? 「就活生の前でお話しする機会をいただくことが多々あって、そこでよくお話しすることなんですが、たとえば私がスタバで頼むラテって、名前がめっちゃ長いんですね。けど、それは別にみんなに勧めたい味なのではなくて、自分がずっと飲んできてこれがいいと思ったからこのラテだけど、みんな一人一人にそれはありますよみたいなこと、つまりは答えはないんですよっていうことなんですけど、その話をするだけで、けっこう響いてくれるんですよね、みなさん。たぶんそれって授業では教えてくれないことだからだと思うんですけど、人生も、自分が美味しいと思わなきゃ意味がないから。大学出たての時はカスタマイズって言葉を使ってたんですけど、まずいものや嫌な経験があっても、それをカスタマイズできるかは自分次第だみたいな話なんですけど、それがニューアンサーなんじゃないかなって」

――このブランドをはじめる時、様々な職種の働く女性たちを招いて座談会を行ったのですが、その際に出てきた意見で多かった「何を着たらいいかわからない」という方々にも通じるお話ですね。 「何を着たらいいかじゃなくて、何を着たいかってことが、いわゆるポリシーだと思うんですよね。うちの会社がしていることも、見る人によってはふわっとした週末の提案に見えるかもしれませんが、ハッシュタグをすごい大事にしていて、たとえばちっちゃなことだけど、みんなでキャロットケーキを焼こうとか、そんな小さなことでも、楽しんで発信するだけで一つのかたまりになって、明日が楽しみって思う人が一人でも増えたらいいなって。そしたら、日本の自殺率も低下できるんじゃないかぐらい、実は考えていて。何のためになるんだろうとかじゃなくて、いつだって少し先の楽しみがそれぞれにちゃんとあって、それがキャロットケーキでも何でも、ポジティブな輪をつくることが大事だなって。」

――キャロットケーキでそこまで考えていたとは。なんて素敵な提案なんでしょう。 「仕事をしていると、よくターゲットはどこですか? と聞かれるのですが、わたしはそこを決め付けたくないというか、絶対こういう人でこういう時にとかに絞ることはしたくないんですよね。むしろ、わたしが主催するイベントには親子三代で来てくださったりする方も多くて、そういうことだなって。縦軸でもいいんじゃないかって。思想が合って、共感してくれていれば、絶対こういう人に向けて、とかじゃなくていいと思っているんです。#Newansのお洋服は、思想がしっかり作られてるので、着る人の自信になると思います。スタイルをよく見せてくれるとかだけじゃなくて、自信を持たせてくれるのが大事ですよね、お洋服って」

――自信や自己肯定、大切ですよね。 「日本の子どもって、先進国の中でも特に自己肯定感が低いらしいんですよね。アイラブユーをあんまり言わない国だから。けど、たとえば壁に絵を貼ってあげるだけでも、子どもの自己肯定感は上げられるんですよ。そうやって子どもにはしてあげられるけど、大人が自己肯定感を上げるには、自分で頑張るしかないから。それをお洋服でできたらいいですよね。それって、何を選んで、納得できて、理由があって、とかそういう積み重ねだと思うので。自分の着る服でちょっとでも環境問題に役立てたりしたらいいですよね。さっきのキャロットケーキも同じですけど、いま誰かの役に立ってるって思うことが大事だと思うので」

(ライター:堀川 静)

ロングシャツドレス

着用アイテム

Long Shirts Dress

ロングシャツドレス

¥19,800 (税込) 詳細

足首までくる長さのシャツワンピースです。オーセンティックなデザインながら、オフボディのシルエットと大げさなまでの長丈によって、とても新鮮な雰囲気に仕上がっています。 1枚でさらりと着ても、前を開けて羽織のように着ても素敵なボリューム感です。

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