interview

座談会レポート

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お客様の声から生まれる
#Newansのモノづくり

今回は、身長150センチ前半の小柄な方むけの洋服と、体型に悩みを持つ方への洋服を制作しました。さまざまなシーンでお客さまと接する中で、「身長150センチですが、この洋服は合いますか?」「体型をうまくカバーしながら、キレイに見える服はありませんか?」といったお声をいただくことが多くあり、このテーマで制作することにしました。

ちなみに、毎回テーマはさまざまで、過去には特定のテイストにこだわったものや、ライフスタイルに合わせたものなどを作っています。

まずは、Instagramを通して小柄な方と体型に悩みを持つ方を対象に参加者を募集。事前アンケートでは、洋服選びで悩む部分や、どのような洋服を求めているのか、具体的にどこをカバーしたいのかなどを詳しくヒアリングしました。その内容を反映したファーストサンプルができた際に、それぞれ約10名が集まり座談会を開催。トップスやボトムスなど約5着ずつを一人ひとりに着用していただきました。

*ファーストサンプル:製作段階で生産する一番最初の試作品

リアルな声をその場で反映。
着て見て語って、服が変わっていく

まずは小柄さんの座談会の様子を紹介します。
最初に、事前アンケートで挙がった意見を紹介。そこでは、「Sサイズ展開のものでも小柄な方にとっては着丈が長くてバランスが取りにくい」という声が多かったことを紹介。

例えば、ウエストから裾に向かって広がるデザインのペプラムブラウスの場合、Sサイズでも切り替え位置はMサイズと同じにしていることが多いようで、そのせいで寸胴に見えてしまったり、洋服に着られてしまったりするという意見が多く寄せられました。

*ペプラム:ウエストから裾への部分がふわっと広がったデザインのこと

そこで小柄な方が着用した際に最もバランスが良くなるデザインやパターンでトップスを制作しました。小柄な方がフリルなどの装飾が多いアイテムを着用すると、どうしても大袈裟に見えてしまう傾向があるため、サイズ感を小さめに設定。
また、ウエスト部分のフリルは、寸胴に見えないように高めの位置に設定しました。

一人ひとりに試着していただいた結果、「切り替え位置がちょうど良い」という感想が多く出ました。

その一方で、「背中のフリルが繋がっているデザインは、フリルが大げさに見えて着られている印象になるかも」「フリルが少し大きいので、背中が大きく見えてしまう」といった意見もありました。

そこで、その場でフリルを調整していきます。下に向かって徐々に幅を狭くしていくために、1cm削ったものと2cm削ったものを実際に見ていただき、どちらがよりバランス良く見えるか意見を伺いながら、ピンを打って微調整を繰り返しました。
さらに、繋がっていた部分をカットすることで、よりスッキリとコンパクトな印象に仕上げることに。

また、小柄な方に合わせて袖の長さは短めに設定していましたが、「骨格が小さいこともあって、まだ長い」という意見をいただき、さらに短く調整することにしました。

座談会を経て
完成したのがこちら!

体型のお悩みがある方については、事前アンケートでお腹やお尻周りが気になるという意見が多かったので、その部分を上手にカバーできる服作りを目指すことに。お尻がすっぽり隠れる丈感なども意識しながら、ブラウスのファーストサンプルを作成し、試着していただきました。

実際に試着していただき大きく変更したことは胸元のデザインです。面積の広い洋服はのっぺりとした印象になりがちなのでビブ*1デザインを採用しました。
しかし、参加者からは「このデザインだけでは少し寂しいので何かプラスしたい」という感想や、「もっと視線を体型から逸らせるとベスト」というご要望をいただきました。

そこで、ピンタック*2という細かくつまんだひだのあるデザインを取り入れることに。ピンタックを入れることで、縦のラインが強調され細く見える効果が期待できます。また、丸みを帯びたデザインではなく四角にすることで、シャープな印象を加えることにしました。

*1 ビブ:胸当てなどの意味で、前身頃に胸当てデザインが入ったデザインのこと
*2 ピンタック:ピンのように細かくつまんだタックのこと

袖丈も、試着していただきながら微調整を行います。「もう少し短い方がよさそう」など意見を伺いながら、全体のバランスを見てすっきり見えるように調整しました。

脇のギャザーはウエスト部分がくびれて見える効果があります。この部分についても、どの程度の分量がベストなのか参加者のみなさんに実際に見ていただきながら意見を重ねました。試行錯誤の末、ファーストサンプルで作ったギャザーの量がベストという結論に至りました。

座談会を経て
完成したのがこちら!

完成した服は、参加してくださった皆さんを展示会にご招待してお披露目します。座談会をきっかけに参加者同士が仲良くなり、一緒に展示会へ来ていただくこともよくあります。皆さんからは「こんな風に変わったんですね」「あの時の意見が反映されているんですね」「素敵になりましたね」など嬉しいお言葉をいただくことが多く、担当者にとって嬉しい瞬間です。

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自分の意見がカタチになる喜び。
座談会参加者の声

座談会参加者画像

最後に、今回の座談会に参加いただいた
皆さんからの感想を紹介します。

皆さんからの感想一覧

今回ご紹介したような座談会は、
InstagramやWebアンケートなどで
参加者を募集しています。
ぜひチェックいただき
参加してみてくださいね。

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