Instagram企画で集まった『菅原大地プロ』に質問したい、みなさんのゴルフの悩み!!    【解決編 VOL.06】

Vol.06の今回は、ゴルフスコアを大きく左右するパット編。特に、難易度がぐっと上がる「ロングパット」について解説して頂きました。菅原プロが伝えたい「ロングパットを極める」考え方。

ホールに一番近いところでの一打となる「パッティング」は、”一番神経を尖らせるところ”。
「こう打てば入る」という近道や特効薬はなく、何度も試し研究し続けることが一番必要とされる場所と解説頂きました。

菅原プロの丁寧な解説とゴルフ理念とともに、是非パッティング練習に取り組んでいきましょう!
それでは、Vol.06お楽しみください♪
菅原大地プロ

菅原大地プロ |Sugawara Daichi Pro


高校卒業後、19歳から突如プロゴルファーを目指してゴルフを始める。
太平洋クラブ御殿場コースで1年半の間、練習生として所属。その後ハンズゴルフクラブへ就職してゴルフ歴4年でティーチングプロ試験に合格。
24歳でPGA資格を取得し、レッスンプロとして活動を始める。
丁寧でわかりやすい指導でレッスン生は増え、レッスン歴3年で指導した延べ人数は1万人を越えた。その後も経験を重ねハンズゴルフクラブの人気プロへ成長。2019年2月に開始した自身のYouTubeチャンネル「DaichiゴルフTV」は登録者数44.9万人へ。
現在、個人レッスンは満員、スクールのキャンセル待ちは1年以上とまだまだ成長するティーチングプロ。オフィシャルサイト
ストレッチ編遷移
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おススメドリル遷移
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スライス改善遷移
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冬芝アプローチ遷移
冬芝アプローチ遷移
ゴルフ,ゴルフレッスン,ゴルフ初め,初打ち,菅原大地プロ,Q&A,ロングパット編
ゴルフ,ゴルフレッスン,ゴルフ初め,初打ち,菅原大地プロ,Q&A,ロングパット編

ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,パターをしている図
ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,パターをしている図2

菅原プロ COMMENT💬

パターを成功させるのに重要なのは、いつも安定した速度で「自分の打ちたい」ボールを打てるかです。
自分のヘッドスピード×振り幅で、どのぐらいボールが転がるかわかりますか?

ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,パターレッスン
ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,パターレッスン

菅原プロ COMMENT💬


そのうえで、今回の質問にある「距離感についての悩み」
については、【ラインをしっかりと読めているか】【読んだラインに対して、決心してしっかり打てているか】が重要となってきます。
つまり、ラインが想像できないと距離感(タッチ)も想像できないということです。
パットの成功には様々な答えがありますが、まず自分のヘッドスピード知り、安定した打ち方を習得することが前提にあり、その基本と掛け合わせて「ラインをよむ」ことで、ロングパット上達へ近づくことができます。

アンサーその1,自分の思う力で打てている?
アンサーその1,自分の思う力で打てている?
ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,パターレッスン,ヘッドスピードと振り幅
ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,パターレッスン,ヘッドスピードと振り幅
ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,パターレッスン,振り幅,基本のパター,正しいパターアドレス
ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,パターレッスン,振り幅,基本のパター,正しいパターアドレス



菅原プロ COMMENT💬
スマホアプリや簡単な機材で「ボールの初速」の計測をしてみる。

☑自宅で練習できるのは、2~3m。
☑一定の速度で打てているのか確認。
☑ボールのスピードを1段階から8段階ぐらいまで違いを付けて打てるように追求する。
☑その際意識するのは、①ヘッドスピードと、②振り幅。
☑【重要】自宅練習でのこの3mの基準をもとに、本番でも活用できるよう反復する。


ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,パターレッスン,振り幅,基本のパター,3mの練習を行っている図
ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,パターレッスン,振り幅,基本のパター,3mの練習を行っている図2

菅原プロ COMMENT💬

家で練習を行う時の3m前後の距離感を自身の基準にし、どのくらいのスピードで振ればどのくらい強い球が打てるのか、どのくらいの振り幅で振れば、どこまで転がるのかを研究し、基準となる感覚を習得しましょう。
ロングパットに限らず言えることですが、そもそも「思った強さで打てない」のでは、いくら距離を意識したパッティングを行ってもうまくいくはずがありません。
まずは、自分が「思った強さで打てるようになる」が先決で、距離を意識する前に必要な前提条件です。


アンサーその2,ライン読みあってのロングパター
アンサーその2,ライン読みあってのロングパター
ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,パターレッスン,ラインを読み距離をイメージ
ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,パターレッスン,ラインを読み距離をイメージ
ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,パターレッスン,振り幅,基本のパター,3ブロックに分けた考え方
ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,パターレッスン,振り幅,基本のパター,3ブロックに分けた考え方

ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,パターレッスン,振り幅,基本のパター,3ブロックに分けた考え方2
ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,パターレッスン,振り幅,基本のパター,3ブロックに分けた考え方3

菅原プロ COMMENT💬

10mのパットを3つのブロックに分けて考えてゆきます。3つのそれぞれの傾斜がどのようになっているかを歩いたり、目で見ることで読んでいきます。

ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,パターレッスン,振り幅,基本のパター,3ブロックに分けた考え方4
ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,パターレッスン,振り幅,基本のパター,3ブロックに分けた考え方4



菅原プロ COMMENT💬
「基本の3m」をもとに、3ブロックに分けた箇所に仮説を立ててゆく

☑1番最初はボールスピードも速く、傾斜の影響を受けにくい。曲がり幅の影響も受けずらい。
☑真ん中、ホール前に行けば行くほど、スピードが落ち曲がりやすくなります。その為カップ回りがまず、どちらに曲がっていくのかを考えなければならない。
☑フックなのかスライスなのかを想像して、カップの入り口を確認。
☑ホールから10mのスタート地点へ遡る形で、3つのポイントを同じように上り下りの傾斜、フック・スライスを計算をしていきます。


ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,パターレッスン,振り幅,基本のパター,3ブロックに分けた考え方5
ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,パターレッスン,振り幅,基本のパター,3ブロックに分けた考え方5
ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,パターレッスン,振り幅,基本のパター,3ブロックに分けた考え方6
ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,パターレッスン,振り幅,基本のパター,3ブロックに分けた考え方6

菅原プロ COMMENT💬


ホールから3つのブロックを分析してラインが読めたら、最後は「決意して打つだけ」
このぐらいでいいのかな~とぼんやりと気持ちが固まっていないと、不安になり緩んでしまったりしやすいもの。たとえ、ライン読みが当たっていても外れていても、どちらにせよ「こう打つ!」と決心して集中する。
最終的には、打ってみないとわからないものなので、【決意して】【全集中】で打つ!ということが大事です。
【重要】ラウンド前の練習場では、平らな10m・上りの10m・下りの10mのパットを行って、その日の感覚を朝に作っておくことをお勧めします。3球ぐらいずつ打ってみて揃うようになるまで、手ごたえを養っておくと完璧です。


アンサーその3,自分に合ったパター
アンサーその3,自分に合ったパター
ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,パターの握り方の図
ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,パターの握り方の図
ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,基本のパター構え方
ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,基本のパター構え方
ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,基本のパター構え方,足を突っ張る図
ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,基本のパター構え方,足を突っ張る図

菅原プロ COMMENT💬

足裏・指先からぎゅっと地面に引っ掛かっているような張りを使って、上半身が動かないよう地面を捉えるよう構えましょう。

ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,基本のパター構え方,パターNGその1
ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,基本のパター構え方,パターNGその1
ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,基本のパター構え方,パターNGその2
ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,基本のパター構え方,パターNGその2

菅原プロ COMMENT💬

特にロングパットは、振りが大きくなる分、インパクトもずれてしまいやすいです。
上半身が安定しないパッティングは、大きなミスにつながりやすい為、しっかりと固定した動きを習得することが大切です。

ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,基本のパター握り方
ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,基本のパター握り方
ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,基本のパター握り方色々,逆オーバーラッピング
ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,基本のパター握り方色々,逆オーバーラッピング

菅原プロ COMMENT💬

一番自分の感覚をボールに表現しやすいグリップの研究もお勧めです。利き手を生かしたり、よりコントロールしやすい手を活かしたグリップの追求が、上達への一歩となります。

ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,基本のパター握り方色々,パター握り方,グリップ
ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,基本のパター握り方色々,パター握り方,グリップ

ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,基本のパター,パッティング
ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,基本のパター

菅原プロ COMMENT💬

よりボールに感覚を伝えやすいのが左手の為、右手は添えて補助するだけの、この持ち方にしています。
皆さんも研究材料の一つとして、グリップを変えてパターの上達に変化があるか、取り組んでみてください。

ゴルフ,ゴルフレッスン,菅原大地,基本のパター



菅原プロ COMMENT💬
グリーン上はゴルフで一番集中力を使うところ。一番シビアでミスの許されない場所・・・
だからこそ、その感性が120%活かされるクラブ・ボール・握り方・構え方が重要となってくる。

☑打ち方考え方がベースにあるけれど、それが最も表現しやすいパターを使っているか。
☑打った時の打感が変われば、強弱の調整の感覚も変わる。だからこそクラブの見直しもとっても大切。
☑握り方、構え方を追求し、最も完成を引き出せる最良を見つけることが重要なポイント。
本当に今のパターがベストなのか。ボール・打ち方・構え方がベストなのか・・の研究を続けていくことをお勧めしたい。



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罫線
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最終回のVol.06の今回は、「ロングパット」編をお届けいたしました。
全6回の特集を通して、ゴルフはやはり一筋縄ではいかない、奥深さを感じました。
皆さんはいかがでしたか?
どの回も菅原プロのゴルフへの特別な思いと理念を感じ、ここ!というポイントに焦点を当てわかりやすくご解答頂き、本当に感謝申し上げます。

第6回の「ロングパター編」は特に、これまでの意識が大改革された1つでした。
そもそもパットが入るようになるには・・・
やみくもに新しい知識を取り入れ、端から試していけばうまくなるものではなく、自分自身の今の状態を理解しながら繊細に感性・感覚を大切に一つ一つのパーツを積み重ねてく。問題点を明らかにし、少しずつ確実に正しい方向へ進んでいくことが、大切なんだとわかりました。
ずっとドライバーが花形と思って、様々な意味で重きを置いておりましたが考えが少し変わりました。
まさに、パターを制する者は、ゲームを制す!

菅原プロの解説は本当にわかりやすく、伺うたびに「すぐにやってみよう」と、とても前向きになるわかりやすい解説でした!
そして、もっとたくさんのゴルフを教えて頂きたくなりました。大人気のYouTubeチャンネルや、出版本も是非チェックしてみてください!

だんだん暖かくなり、いよいよゴルフのシーズンも再開ですね。
是非、皆さんも2025年のゴルフをお楽しみください!
皆さんのゴルフが明るく、笑顔溢れるものになりますように。たくさん楽しみましょう~♪

◆菅原大地プロについて◆

菅原大地プロ公式YouTube『DaichiゴルフTV』もぜひご覧ください♪

今回撮影でお世話になった「ハンズゴルフクラブ」をご紹介します♪

ハンズゴルフクラブ,アクセス,PW CIRCULUSコラボ企画

今回撮影でお世話になった「ハンズゴルフクラブ」をご紹介します♪

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