気鋭のニットデザイナー・村松啓市氏とタッグを組み、様々な風景を重ね合わせたニットを提案。
村松氏の記憶に残る、俯瞰と超主観を掘り起こし、草むらのようなフェザーな編地や、
岩肌のようなミックス調の編地など、ファンシーなニットコレクションをご紹介します。
長い年月、様々な地質が重なって出来上がった地層や岩肌は、
異なる質感の素材を重ね合わせた自然の美。
ジャカード素材と相反する柔らかいカシミヤブレンドウールを使い、
どこか温かみを感じるようなコントラストを加えながら、
大地の質感の違いを表現しています。
一枚でのスタイリングはもちろん、ハイネックのカットソーなどでレイヤードもおすすめのノースリーブニット。多配色と編地の変化、ニットデザインの可能性を存分に楽しんでもらえるアイテムです。
肩まわりの丸みや袖の形状にこだわり、ゆったりとしながら、フォルムの効いたシルエットのモックネックニット。ネックの高さも、インナーとのレイヤードも楽しんでもらえるバランスにしています。
大地の凹凸や地質の違い、ところどころに見える草むら、
自然が作ったものだからこそ、均一ではなく、様々な質感の組み合わせが生まれる。
ファーニットと、ケーブル模様編み、リンクス模様編みと呼ばれる
立体感の出る編み方のバリエーションを組み合わせて表現しています。
肩部分に特徴的なファーニットを組み合わせることで、マニッシュさとフェミニンを兼ね備えたノースリーブニット。ニットの存在感を活かして、タイトシルエットのボトムスとのスタイリングがおすすめです。
風になびかれた草原のように、一方向にボーダー状に毛足が流れるモールヤーン。
ファーのような質感のモール糸と、伸縮性のあるウールストレッチを組み合わせて、
同色のボーダーのように作られるよう設計された素材表面が特徴です。
ファッションデザイナー。文化服装学院ニットデザイン科卒業後、「リネアピウグループ」に特待生として留学。
帰国後、2004年からニットデザイナーとして活動を始める。
国内外にてショーやインスタレーションを積極的に行い、衣装制作やニット作家としても活動している。