モデル「高山都さん」と「united bamboo」がコラボレーション。
「今年は、おしゃれの守備範囲を広げて、新しい自分を新しい小物でスタートして欲しい」
そんな都さんのこだわりをふんだんに詰め込んだ特別なアイテム。
テーマは「大人が使える小物」。トートバッグ/ナノバッグ/カチューシャの全3アイテムをご紹介します。

「ストロー素材のバッグって、春や夏に持つのはもちろん素敵だけど、冬にウールのコートやトレンチと合わせて持つのが好きで。あえて違和感を作ると、おしゃれの幅が広がると思ってデザインしました。一緒に作ったナノバッグを持ち手にかけて2つ持ちしたり、時にはショルダーとして斜め掛けで持ったりして。1つのバッグで色々と表情が変わるからカジュアルはもちろん、キレイめにもハマります。パソコンも入るサイズで、実用性も兼ね備えたITBAGができました。」

「カチッとしたカゴバッグはどうしても春夏っぽくなってしまう。季節を問わず長く使えるように、形にはハリ感を作らず、あえてくたっとさせてカゴバッグとトートバッグのいいとこ取りをしました。」
ストロー素材のバッグ特有のラフさが出過ぎないように、ハンドルを合皮にして全体を引き締め、他には無いシャープな形にすることでグッと大人の印象に。

「くすんだホワイトは、冬のダークカラーの差し色にもなるし、ワントーンにもなじませやすい。だから真っ白じゃなく、この絶妙な色をセレクト。」
ブラックとブラウン合皮の組み合わせが、トートのラフさを一転。シーンを選ばず持てる。

「カジュアルなキャンバス地も濃ネイビーにすることで上品見えします。内側の合皮も同色にして大人の女性が持てるトートに。ボーダーにデニムのラフな着こなしに合わせればクラシックな顔になるし、ALLネイビーに合わせればボルドーラインが効いてモードな雰囲気にもなってくれるんです」
ブラックよりも品の良さを出してくれる絶妙なネイビーはどこに行っても抜群の好感度。

「スマホと小財布にリップ…と段々持ち歩く物も少なくなっている今。きっと私だけではないはず…!そこで最小限の荷物が入るバッグを作りたくて、クラッチ感覚で持てるほどのサイズのバッグを作りました。大切にしたのは、アクセサリー感覚で持てるサイズとデザインにしたこと。加えて、バッグの色によって持ち手の色を変えたのもこだわり。+1すれば着こなしを新しくして存在感のあるスタイルに。トートバッグに合わせられる3色だから、自分なりに組み合わせるのもまた新しい楽しみ方です。」

「ブラックにゴールドの持ち手だからモードな表情も作れます。シルバーのジュエリーを身につければ、持ち手のゴールドとMIXされて今っぽいスタイリングになるはず!」
カジュアルコーデには引き締め役として。モノトーンに合わせたらゴールドが効いてアクセントになりコーデ全体に高級感を与える。

「実はどんな色とも相性がよく、使いやすいボルドー。例えばグレーなどのダークトーンに合わせるとモダンでオシャレな雰囲気になるし、ブルーなどの爽やかなカラーとも合わせられるから、季節を問わず活躍出来ます。」
浮き過ぎない色だからこそ、ネイルや小物と色を合わせるのが“さりげない大人のオシャレ”のコツ。

「グリーンはグリーンでも大人がすんなり持ちやすい色にしたのがこだわり。深みのあるグリーンは、着こなしに品を与えてくれるのと同時に主張し過ぎないのが魅力なんです」
金具はゴールドやシルバーではなく、主張しすぎないブラックシルバーをセレクト。

「ストロー素材とゴールドの持ち手の高級感が相まって、カジュアルにもモードでも持てるバッグが出来ました。春夏のカラーアイテムとの相性はもちろん抜群だけど、トートバッグと同じく秋冬のコートに合わせてあえてハズすのも今っぽい合わせ方です。」
素材のクタっとしない程良い硬さが、上品な大人見えするポイント。

大人の女性にとってなかなか馴染みがないカチューシャ。だけどジュエリー感覚でつけられて、帽子より合わせやすく、今までにない着こなしができあがる、実は頼り甲斐のあるもの。だからこそ細め設計にし、主張しすぎず程良く髪に馴染んでヘアスタイルの一部になってくれるようなデザインにしました。先端にはゴールドやシルバーチェーンをつけたので、カチューシャをするだけでピアスをつけているようにも見えます。そしてあえて合皮を選んだのは、汚れにくく、お手入れも簡単なアイテムにしたかったからなんです。たまには、「おでこ」を出した自分に挑戦するのも、アリかも。

「レザーライクの見た目とブラックがシックな印象を作ります。さらに華奢なフォルムだからこそ、ヘアアレンジの幅が広がるだけでなくコーデも選ばないからデイリー使いにピッタリです。」
初心者も気軽に使える定番ブラックは1本持っておくべき。

「大人の女性に1番馴染み、取り込みやすいのがブラウン。先端に付けたゴールドチェーンはブラウンとの相性抜群で良く映えてくれるから、ラフな格好でも付けるだけで上品な印象を与えてくれます。」
カチューシャに馴染みがない人にもオススメ。髪に程よくなじみつつ、ヘアスタイルのアクセントにもなってくれます。

「顔回りに持ってくる色はとても大切。少し華やかで、だけど地味すぎない色にしたくてボルドーをチョイス。細めのデザインと色がマッチして、丁度よく主張してくれるアイテムが出来ました。新しい色やアイテムに挑戦すると自分自身のテンションも上げてくれますよね。」
いつも暗めな小物を選びがちな人にオススメしたいアイテム。付けるだけでいつもの印象をガラリと変えてくれる。

オールバッグにする前にワックスを全体に揉み込みます。前髪先端部分のトップを爪で引っ張りふわっとさせることで抜け感が生まれます。サイドの後れ毛も外に出すことで小顔効果も。こめかみ辺りの産毛はあえて少し出すのがポイント。

全体にオイルを軽く付けた後、センター分けに。その際にサイドの後れ毛は出します。前髪を額に沿わせるようややふっくらさせることで小顔効果も叶えます。センター分けスタイルにはカチューシャ2本付けもオススメ。

高山 都(たかやま みやこ)

1982年生まれ。モデル、女優、ラジオパーソナリティーなど幅広く活動。趣味は料理とマラソン。「#みやれゴハン」として料理やうつわなどを紹介するインスタグラムが人気。趣味のマラソンでは、横浜マラソン2016を3時間41分で完走の記録を持っている。著書『高山都の美食姿』(双葉社刊)シリーズの続編を一昨年11月27日に2冊同時発売。

実用的かつ機能的で、美しい。
今を生きる私たちのための、
エッセンシャルワードローブ。
ニューヨーク発の
アーバンモダンな感覚と遊び心を、
永く愛せるデザインで表現します。

model:Miyako Takayama(PLATINUM GROUP)
photo:Keiichi Suto(TRi)
styling:Kaori Yamamoto(+chip)
hair&make-up:Yukako Morino(Perle)
design:Tomohiro Muraoka (UTAR inc.)
direction:Junko Mizote