人気雑誌のエディターなどで活躍中の高橋志津奈さん。
日常と憧れを上質にミックスしたセンスで数多くのファンを魅了します。
そんな彼女は3児の母としてこれまで様々なセレモニーシーンを経験し、
その経験からセレモニーのシーンだけで終わってしまう特別すぎる洋服に異議あり!と、
これからの次世代セレモニー服を「23区」と共に考えました。
そこには母・高橋志津奈の優しさとファッションのこだわりが両立していました。

2WAYコクーンジャケット

フロントボタンが目を引くジャケットは、ボタンを付け替えることが出来るのでセレモニーシーンではクルミボタンに変えて端正な装いも。少しハリのあるジャージー素材を使い、体に付かず離れずのゆったりとしたシルエット。堅苦しくなりすぎないバランスが絶妙です。

2WAYコクーンジャケット

フロントボタンが目を引くジャケットは、ボタンを付け替えることが出来るのでセレモニーシーンではクルミボタンに変えて端正な装いも。少しハリのあるジャージー素材を使い、体に付かず離れずのゆったりとしたシルエット。堅苦しくなりすぎないバランスが絶妙です。

金ボタンとネイビーのクルミボタン、2種のボタンが付け替え可能。ボタンの付け替えは裏側の留め具のツメを外すだけ。

フォーマルスタイル

どんな装いが正解かわかりにくいセレモニー服。
だからこそジャケットが必要。
でも、その日限りの特別なもので終わりにはしたくなかった。

何度もセレモニー行事を経験していても、学校によって装いの正解はいつも違うのでジャケットはやはりあると安心です。でも、いわゆる2つボタンのテーラードジャケットなど、普段仕事でも着ないようなかっちりしたものが多くて。しかもそういったものは、インナーが必ず必要で、そのあと着ないようなブラウスを買ったりしていたんですが、本当にそれっきりなんです!しかも卒入園がある3月、4月はまだまだ寒くて体育館はとにかく冷えます。実際ブラウスではまだ寒いんですよね。だから、インナーを気にせず着られるジャケットを作りました。このジャケットなら、上までボタンを閉じればインナーは何を着ていても見えないので、暖かい薄手のニットを着込んでも大丈夫。これで、二つの心配が消えましたよね。優秀なジャケットなんです。

その他すべてご本人私物/
着用サイズ:ジャケット36、ワンピース36

ゆったりとしたコクーンシルエット
このシルエットがアカ抜けさせてくれる大切なポイント。

背中と袖がふんわりとして見える、このシルエットを作るために素材にもこだわりました。少しハリのあるジャージー素材を使用しているので、構築的なのに着心地はリラックス。袖のシワも気になりません。このシルエットのおかげで、きちんと感が強くなりすぎず垢抜けて見えるし、普段着にも使いやすくなるポイントです。深みのある濃紺と、クルミボタンがフォーマルな印象にしてくれるので決してハズした印象にもなりません。

カジュアルスタイル

どうしても叶えたかった!
「ボタン付け替え」でふつうの毎日にも馴染ませる。

「たった一日二日しか着ない服」と思うとテンションも上がらないので、今回のジャケットはこのカジュアルスタイルから考えました。この金ボタンのおかげで、最近もトレンドの「紺ブレ」のような佇まいになり、フレンチシックなデニム×ボーダースタイルにすごくハマる!足元がスニーカーでも、ジャケットがきちんと軸になっていて仕事のシーンでも使えるものになりました。そう、この「着こなしの幅」を出したかったんです。でも、さすがに金ボタンではセレモニーシーンは行けないよね…と「23区」の皆さんとも悩んだのですが、「ボタンが付け替えられたらいいのに…」というアイデアを叶えてもらえました!しかもとても簡単に、裏側の留め具を取り外して付け替えるだけの仕様。つまり、その日の予定でがらりと印象を変えられるんです。

その他すべてご本人私物/着用サイズ:ジャケット38

もう無理な着回しはやめよう!
エディターとして、母として、声を上げます。

せっかく買ったから…と、セレモニー服を着まわして仕事のシーンに使ったりしてみても、やっぱりしっくりこない。
実はキレイ目素材のネイビーって、着回しにはとても難しいんです。でも今回のネイビーはかなり深い濃紺に。黒に近い印象なので、白シャツ×レギンスのほんのりモードな着こなしにもフィットします。これだと、習い事の送り迎えや保護者会のような堅苦しくしたくないシーンでも丁度よく使えると思います。金ボタンに変えられるから、まさかセレモニーのために買ったジャケットなんて思わないですよね。

その他すべてご本人私物/着用サイズ:ジャケット38

サスペンダー付きパンツ

ストレートシルエットのハイウエストパンツは、脚の形をカバーしながら腰位置を高く見せる効果も。伸縮性も抜群で、シワになりにくくご家庭でのお洗濯も可能。毎日はきたくなるパンツとして好評を得た高橋志津奈さんコラボ第一弾の「エディターズパンツ」の進化版です。

サスペンダー付きパンツ

ストレートシルエットのハイウエストパンツは、脚の形をカバーしながら腰位置を高く見せる効果も。伸縮性も抜群で、シワになりにくくご家庭でのお洗濯も可能。毎日はきたくなるパンツとして好評を得た高橋志津奈さんコラボ第一弾の「エディターズパンツ」の進化版です。

  • 肩ひもは取り外し可能。
    身長に合わせて長さ調節できる2段階ボタン。

フォーマルスタイル

やっぱりこのシルエットは万能!
「エディターズパンツ」進化版

股上の深さや丈感、太さにこだわってキレイ目パンツの更新を叶えた「エディターズパンツ」は、セレモニーシーンだってもちろん任せられます。シルエットはエディターズパンツそのままに、今回は取り外し可能なサスペンダー付きにしました。ハイウエストのパンツなので、少し丈が短めの今回のジャケットと合わせるバランスは抜群。ジャケットのフロントはしっかり閉めてミニマルに着こなすのがおすすめです。

その他すべてご本人私物/着用サイズ:ジャケット38、パンツ36

カジュアルスタイル

日常にも自信を持って着まわせる!

ジャケット同様、きれいめなネイビーパンツはカジュアルに着まわすのが難しいことも。サスペンダーを付けることで、カジュアルスタイルにも合うようにアップデートしました。シルクのブラウスと合わせてフェミニンな仕上がりにしましたが、暖かくなればロゴTシャツなんかにも合わせたいと思っています。サスペンダーは、身長に合わせて調整できるボタンが2つ付いていて、さらに後ろをクロスさせるともう少し短くなるので、小柄な方から背の高い方までぴったり合わせられます。

その他すべてご本人私物/着用サイズ:パンツ36

2WAYワンピース

ジャケットと同じハリのあるジャージー素材を使い、美しいフレアシルエットを構築。袖部分は薄手のジャージーに切り替えて、アウターやカーディガンなどと重ねやすくなる配慮も。

2WAYワンピース

ジャケットと同じハリのあるジャージー素材を使い、美しいフレアシルエットを構築。袖部分は薄手のジャージーに切り替えて、アウターやカーディガンなどと重ねやすくなる配慮も。

  • 襟はボタンで簡単に取り外し
    可能な2way仕様。

フォーマルスタイル

大満足のシルエットが完成!
細やかな優しさを詰め込んだワンピース。

サンプルを着た時に大満足だったワンピース。少しハイウエストなスカートの切り替えがスタイル良く見せてくれるからフラットシューズでも安心。取り外せる襟をつけたので、一枚で済ませたい方は襟付きでもサマになるし、ジャケットと合わせる方は襟なしで。お受験用のワンピースは半袖のものが多く、寒い時期には着まわすことが難しくてこれも解消したかったんです。長袖にするのは必須、だけどジャケットと合わせた時にもたつかないように、袖だけ薄手の生地に変えています。気を使ったのは、座っていることが多いセレモニーシーンで膝が見えない丈に調整したこと。あと、こういう場では下の子を連れて行ったときに膝の上に座らせていたりするから、シワになりやすい生地だと気になってしまうので、ジャージー素材でシワになりにくいものを選んでいます。

その他すべてご本人私物/着用サイズ:ワンピース36

袖はジャケットからはのぞかない、ちょうど腕時計がきれいに見える丈にこだわりました。あと、欠かせなかったのは「ポケット」!この時期はカイロも入れておきたいし、ハンカチや除菌スプレーも。あとは、子供に渡される花びらや小石なんかも母は捨てずに持っていなければいけなかったりしますよね…!

パールブローチ

小粒のパールを繊細にあしらったブローチ。ベースも艶を抑えたスモークシルバーで子供が主役のシーンにそっと華を添える控えめな輝きがポイント。

パールブローチ

小粒のパールを繊細にあしらったブローチ。ベースも艶を抑えたスモークシルバーで子供が主役のシーンにそっと華を添える控えめな輝きがポイント。

  • ブローチは繊維の間に通るので穴が開く心配もなし。

長年の思いがカタチに。
コサージュではなく「ブローチ」が今選ぶべきアクセント。

エディターの仕事をしながらも、ずっと探していたセレモニーシーンで付けられる「ブローチ」。ハレのシーンなので、顔回りに華やぎをプラスしたくて探すのに、どうしてもコサージュしか見つからず、ブローチを探せばハイブランドの華美で高すぎるものばかり…でもやっと長年の理想がカタチになりました。ピアスやネックレスのパールよりも小ぶりのパールを使い、バランスも取りやすい。落ち着いたスモークシルバーをベースに、ひっそりと華やかさを添える絶妙なバランスになりました。「ブローチは服の生地を傷めてしまう?」と思う方もいらっしゃると思いますが、生地の繊維の間を通すものなので大丈夫です。気になる場合は、スチームを当てれば目立ちにくくなりますよ。セレモニーシーン以外でも、エコバッグに付けたりして楽しんでいます。

人気ファッション雑誌などのエディター/ライター。ファッション好きが高じて2007年に専業主婦からライターへ転身。抜群のセンスと読者のニーズを把握する取材力で、雑誌『VERY』で毎号多数のメインページを手掛ける。私服で誌面に登場すると“好きなコーディネート”のランキング入りするほど人気。3人の子どもの母であり、リアルな日常が垣間見られるブログやインスタグラムもフォロワー多数。コミュニティサロン「Real」を主宰。ボイスメディア「Voicy」でリアルな考えを声でも発信中。

Photo:Hiroya Nishizaki(MOUSTACHE)[model],
Yoshito Ishizawa[still]
Hair&make-up:KIKKU(Chrysanthemum)
Model:Shizuna Takahashi
Design:Tomohiro Muraoka(UTAR inc.)
Direction:Junko Mizote