このコラムでは、未来のために社員1人1人が普段の生活で行っているサステナブルな活動について紹介していきます。
第3回インタビュー 田中麻由さん
私が行っているサステナブルな活動は、オーガニックの化粧品を普段から使用していることです。オーガニック製品は地球環境に配慮したものや肌にも優しいものが多く、自分の好みに合うものをじっくり選んで使っています。
普段からオーガニック化粧品を使うようになったきっかけは、KOKOBUYに入社したことです。上司からオーガニックへのこだわりを聞くうちに、また週1回の店頭販売でオーガニックが好きなお客様からお話を伺っているうちに、植物のパワーは強い、オーガニックはすごいなと思うようになり勉強を始めました。
そこで学んだことのひとつは、オーガニックの定義は日本や米国、豪州、欧州等、国によって違うことです。例えば、現在日本ではオーガニック認証は有機JASマーク(※1)が主となっていますが、有機JASマークは食品のみの認証なので化粧品には使用することができません。一方、アメリカのUSDAマーク(※2)は食品、化粧品ともに基準を満たしていれば認証を取得することができます。また、アメリカのUSDAマークを得た製品は、日本の有機JASマークを得なくても日本でオーガニックとして販売することができます。
(※1)日本農林水産省が発行する、有機農業の推進に関する法律の基準を満たし、適合した生産が行われていることを登録認証機関が検査し、認証された事業者のみがつけることのできる認証マーク。
(※2)米国農務省が発行する、NOP(全米オーガニックプログラム)の法律の基準を満たしたもののみがつけることのできる認証マーク。
普段からオーガニック化粧品を使うようになったきっかけは、KOKOBUYに入社したことです。上司からオーガニックへのこだわりを聞くうちに、また週1回の店頭販売でオーガニックが好きなお客様からお話を伺っているうちに、植物のパワーは強い、オーガニックはすごいなと思うようになり勉強を始めました。
そこで学んだことのひとつは、オーガニックの定義は日本や米国、豪州、欧州等、国によって違うことです。例えば、現在日本ではオーガニック認証は有機JASマーク(※1)が主となっていますが、有機JASマークは食品のみの認証なので化粧品には使用することができません。一方、アメリカのUSDAマーク(※2)は食品、化粧品ともに基準を満たしていれば認証を取得することができます。また、アメリカのUSDAマークを得た製品は、日本の有機JASマークを得なくても日本でオーガニックとして販売することができます。
(※1)日本農林水産省が発行する、有機農業の推進に関する法律の基準を満たし、適合した生産が行われていることを登録認証機関が検査し、認証された事業者のみがつけることのできる認証マーク。
(※2)米国農務省が発行する、NOP(全米オーガニックプログラム)の法律の基準を満たしたもののみがつけることのできる認証マーク。
様々な定義があるオーガニックですが、私がオーガニック化粧品を選ぶポイントは、農薬不使用の植物成分が使われていることや動物実験をしていないことなどです。
動物実験をしていない証明として「クルエルティフリー」という認証マークがありますが、うさぎのマークがパッケージに印字されているので一目で分かります。認証マークのある商品は、公式サイトやカタログでブランドの特徴を確認したり、メーカーのポリシーを見て選んだりもします。
動物実験をしていない証明として「クルエルティフリー」という認証マークがありますが、うさぎのマークがパッケージに印字されているので一目で分かります。認証マークのある商品は、公式サイトやカタログでブランドの特徴を確認したり、メーカーのポリシーを見て選んだりもします。
また、入社以来、日本全国から集まったオーガニック化粧品のイベントに年1~2回ほど参加しています。そこで情報収集をして、気になった製品があれば購入して色々試しています。
おすすめの製品は、容器が竹で出来ていて中身だけ交換できるエコにもなるリップクリームです。容器を繰り返し使うことができ、ゴミの量を削減できるのでそこが良いなと思います。
そのリップクリームを使い始めてから、『捨てる』のではなく『再利用できるものは再利用する』という最近の流れにも注目しています。プラスチック製の空き容器を持っていくとポイントに交換してくれるお店や回収した容器を販売員の制服にリサイクルする企業など、再利用することが身近になり、リサイクルを意識する人が増えてきていると思います。私もプラスチックを完全に使わない生活は難しいけど、リサイクルできるものは可能な限りしていきたいと思っています。
おすすめの製品は、容器が竹で出来ていて中身だけ交換できるエコにもなるリップクリームです。容器を繰り返し使うことができ、ゴミの量を削減できるのでそこが良いなと思います。
そのリップクリームを使い始めてから、『捨てる』のではなく『再利用できるものは再利用する』という最近の流れにも注目しています。プラスチック製の空き容器を持っていくとポイントに交換してくれるお店や回収した容器を販売員の制服にリサイクルする企業など、再利用することが身近になり、リサイクルを意識する人が増えてきていると思います。私もプラスチックを完全に使わない生活は難しいけど、リサイクルできるものは可能な限りしていきたいと思っています。
オーガニックの良いところは、植物を育てる過程で農薬や化学肥料などを使わず、自然の恵みを生かして育てることで地球環境に優しいところだと思います。
オーガニックは肌に合わない方もいるので全ての人に良いというわけではありませんが、幸い私には問題がなく、肌にも髪にもマルチに使えるものが多いのも魅力的です。オーガニック化粧品を使うと気分が良いですし、ナチュラルな色合いの製品が多いのも気に入っています。何よりオーガニックの香りが好きです。
肌につける以外にも、キャンドルを焚いたり、寝る前にスプレーを吹きかけて気持ちを整えたり、仕事の合間に香りをかいでリラックスしたりしています。
その日の気分や体調で香りを変えられるのも魅力ですし、疲れている時や気持ちが晴れない時におすすめしたいです。まずは気に入った香りを選んでみるのが良いかもしれません。
オーガニックは肌に合わない方もいるので全ての人に良いというわけではありませんが、幸い私には問題がなく、肌にも髪にもマルチに使えるものが多いのも魅力的です。オーガニック化粧品を使うと気分が良いですし、ナチュラルな色合いの製品が多いのも気に入っています。何よりオーガニックの香りが好きです。
肌につける以外にも、キャンドルを焚いたり、寝る前にスプレーを吹きかけて気持ちを整えたり、仕事の合間に香りをかいでリラックスしたりしています。
その日の気分や体調で香りを変えられるのも魅力ですし、疲れている時や気持ちが晴れない時におすすめしたいです。まずは気に入った香りを選んでみるのが良いかもしれません。
今では、私にとってオーガニックはなくてはならない特別な存在です。地球環境だけでなく自分自身にも良い影響を与えてくれます。
日本ではまだオーガニック市場の規模は小さく、値段も高いイメージがありますが、海外のようにオーガニックスーパーのお店などが増えていけば良いなと思っています。
私自身はこれからも生活必需品をエコやオーガニックにシフトしていきたいと考えています。また、流行りだからではなく、オーガニックとは何かを理解したうえで選択してもらえるように、その良さを多くの方に伝えていきたいです。
日本ではまだオーガニック市場の規模は小さく、値段も高いイメージがありますが、海外のようにオーガニックスーパーのお店などが増えていけば良いなと思っています。
私自身はこれからも生活必需品をエコやオーガニックにシフトしていきたいと考えています。また、流行りだからではなく、オーガニックとは何かを理解したうえで選択してもらえるように、その良さを多くの方に伝えていきたいです。
<SDGsとの関係>
田中さんが行っている「オーガニック化粧品を使うこと」は、実はSDGsと深い関係があります。
オーガニックとは有機栽培によって生産された農作物のことです。化学農薬や化学肥料に頼らず、土壌の持つ力を活かして環境への負荷をできる限り少なくする生産方法は、生態系を守ることができ「陸の豊かさ」を守ります。
世界では、21億人(世界人口の約10人に3人)が安全な水を入手できず、45億人(同10人に6人)が安全に管理されたトイレを使うことができていません。農薬による水質汚染を防ぐことで「安全な水とトイレを世界中に」供給します。さらに、農薬に含まれる亜酸化窒素ガスを抑制することで温室効果ガスを減らし「気候変動に具体的な対策を」とることができます。オーガニックはすべての生命の源である土、水、大気を汚染から守っているので環境に優しいのですね。
田中さんが行っている「オーガニック化粧品を使うこと」は、実はSDGsと深い関係があります。
オーガニックとは有機栽培によって生産された農作物のことです。化学農薬や化学肥料に頼らず、土壌の持つ力を活かして環境への負荷をできる限り少なくする生産方法は、生態系を守ることができ「陸の豊かさ」を守ります。
世界では、21億人(世界人口の約10人に3人)が安全な水を入手できず、45億人(同10人に6人)が安全に管理されたトイレを使うことができていません。農薬による水質汚染を防ぐことで「安全な水とトイレを世界中に」供給します。さらに、農薬に含まれる亜酸化窒素ガスを抑制することで温室効果ガスを減らし「気候変動に具体的な対策を」とることができます。オーガニックはすべての生命の源である土、水、大気を汚染から守っているので環境に優しいのですね。
※SDGsとは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な世界を実現するため」の2030年までの国際目標です。
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