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果物と動物たちの物語をバッグのなかに。

果物と動物たちの物語をバッグのなかに。

人気のマルチケースシリーズ「フルータス(=フルーツ)」の4つの果物が、この夏さらに進化して登場しました!

人気の果物4種が進化した「フルータス」。
今回はデザイナーへのインタビューとともに、その誕生のエピソードやこだわりをご紹介します。

「本物の果実のように癒したい」



かわいい果物! と評判の「フルータス」は2017 年に誕生。
フルータスを手がけているのは、もともとメンズ小物が専門だった女性デザイナー。
レディース小物担当になった当初は、実用性を大事にする男性好みのデザインから抜け出すのがむずかしかったそう。
「イビサの物作りを通してお客様をもっと元気にしたいと考え、バッグに入る“癒し”を目指し、持つ人に元気を与えるような果物をモチーフにしました」とデザイナーは語ります。

「たどりついた引き手のユーモア」

女性に振り向かれるデザインを考えてたどり着いた、フルータス最大のチャームポイントは引き手。すいかには白くま、いちごにはウサギ、レモンにはミツバチ、斬新な引き手が絵本の一ページのような世界観を作り出しています。

『使い勝手が大事な部分なので、男性は絶対に嫌がる(笑)。でも女性は邪魔だけどかわいい! と楽しんでくれています』

万が一外れてしまっても修理できるので安心。デザイナーのこうした思い切ったアイデアを実現し、お客様に楽しんでいただくために修繕サービスがあるのはイビサの自慢でもあります。

「使う人の視点から生まれる機能性」



革小物はカードや紙幣といった収納物のサイズが決まっているので、中から外へ設計していきます。

『ファスナーは短いと取り出しにくく、長すぎると中身が飛び出てしまう。ミリ単位で調整し、扱う人が良い意味で何も感じない長さを目指しました。内側のキーリングは、女性の爪を傷つけないように、やわらかさにこだわっています』
また、全体の感触にもひと工夫。
『裏と表に5 mm 厚の芯材を入れて、持った時に肩の力が抜けるような女性好みのソフトな質感に仕上げています』

バッグブランドと呼ばれるイビサですが、こうした革小物にもこだわり続ける理由があります。

『私たちが叶えたいのは、身に付けるものによって得られる心豊かな暮らしです。革小物もライフスタイルの一部になるものだから、大事にデザインすることは自然なことでした。お客様とバッグにできない表現が楽しめるのも良いこと。とくにフルータスは、こんな時世にぴったりの癒し系なので、ぜひ多くの人に触れてほしいですね』
フルータスとお客様にとって、より実り多きシーズンになりますように!