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"SHOPPER" 新しい定番を知る -vol.1-

ラシットの新しい定番 "SHOPPER"

ブランド創設20年を超え、経験したことのない"コロナ禍"を経た今だからこそラシットから皆様に届けたいアイテムです。

今回はそんな "SHOPPER" が生まれるまでの誕生秘話をご紹介します。

「運ぶ道具」である本来の姿
今回はファッションアイテムであるバッグを違った角度から開発しています。
私たちが注目したのは道具である「紙袋」。
"バッグは元々道具だよね!"という本来の姿から "SHOPPER" が誕生しました。

紙袋の、あの当たり前の形。
ほとんどの人が使った経験があり、一度だけでなく二次使用することも。
その当たり前だった「紙袋」バッグにアップデートさせたいと思い企画をしました。


普通であり個性的。
洋服でも食べ物でも新しいものに手を出すのってどうも勇気がいりますよね。
みんなが手を出すのは【普通のもの】だと思います。

でも普通なだけでは、愛される存在からほど遠い。
普通にプラスされた個性がなければ愛される存在にならないのでは?
そんな思いから、細くて短いハンドル、アイビーテープのショルダーベルト、豊富なカラーと素材のバリエーションなど、ほかのアイテムにはない個性を盛り込みました。


"20周年"がターニングポイント
コロナ禍の真っただ中、2020年8月に20周年モデルとして登場した "SHOPPER"。
今まではプレートやタック、ファスナーなど装飾の多いデザインが多かったですが、20周年という大きな節目で新しいラシットの姿をお届けできたら、と必要最低限までをそぎ落としてデザインしてみました。

ラシットにおいて挑戦ともとれるこのデザインがお客様から支持をしていただけたことが、ブランドとして変化の兆しを感じるいいきっかけになりました。


美シルエットを保つ"小ワザ"
ナイロンジャガードでは難しいシャープさを出すために、ハンドルの細さや縫い方できちんと感を出しつつ、生地の柔らかさも残したところがポイントです。
シンプルなデザインだからこそバランスにはかなりこだわって、何度もやり直しをして、最も綺麗に見える納得のいくシルエットを作りました。
特にサイド部分は普通の四角いマチのバッグにはしたくなかったので、紙袋を忠実に再現できるように小技を効かせた形の作り方になっています。
ぜひ、この再現性をチェックしていただきたいです。


”ミニマル”が今の時代のキーワード
コロナがきっかけで生活スタイルが変わった方が多いことと思います。
断捨離がブームなったように、自分と向き合う時間が増えて、個人が本当に好きなものを取捨選択した結果、暮らし、ファッション、人間関係などがよりシンプルで「ミニマル」になったと感じています。
「ミニマル」というキーワードをバッグにあてはめて試行錯誤し、落とし込んだのが、この"SHOPPER"です。
今のrussetだから生まれたデザインをぜひ試していただきたいです。