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エディター小林 文さん連載 "the essence" 2022SS vol.7

vol.7【ブラウン】夏に目をひく、黒とは別のビターカラー

27、8歳で前職から今の仕事に飛び込んで驚いたこと――いろいろありますが、そのひとつが「一年中“黒”を着る人がめちゃくちゃ多い!」です。

それまで働いていた人材系企業は丸の内に近い立地、私のいた部署は男女6:4くらいの営業チーム。男性はセットアップのスーツ、女性もジャケット(どちらかというとノーカラーよりテーラードの方が歓迎される)はマストという環境でした。

明確にルールがあったわけではなかったけれど暗黙のルールはあって、着られるアイテムはごくシンプルなアイテム数種類。でもだからこそ、トップスはきれい色(イエロー、ピンク、ブルー等)を幅広く揃えていたりもしました。

転職して、さぞ自由な服装の人であふれているのだろう、と思っていたからビックリ! 夏も冬も黒、黒、黒! エディターもスタイリストも、ヘアメイクやカメラマンも…黒率のなんとまあ高いこと!

今だからわかりますが、毎日新しいファッションに触れるからこそ、着る服において特にルールがない業界だからこそ、この傾向にあるのだと思います。

.....続きは本編にて!


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【小林文さんprofile】
1985年愛知県名古屋市生まれ。大学卒業後上京し、約5年半、人材系企業に営業職として勤務。28歳でエディターを志し、転身。現在はフリーランスのファッションエディターとして小学館『Oggi』、講談社『mi-mollet』などで活躍中。またアパレルブランドや百貨店との商品開発、トークイベント、コラム執筆も担当。Instagram@kobayashi_bunでは日々リアルなコーディネートを更新中。noteではエッセイも。



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