IBIZA × スペインゴブランの華やかなテキスタイル

スペインならではの印象的な柄のゴブラン織りのテキスタイルを主役に、柄を引き立てるレザーワークを施したDiversion(ディベルシオン=楽しみ)。多様な⽂化が融合したスペインのポジティブな空気感とともに華やかなテキスタイルを選ぶ楽しみ、そしておしゃれがもたらす楽しみを感じていただけたら...　という想いが込められた、特別なシリーズです。




今回の「SPAIN-TEXTILES」では、天然の革を主とするイビサに“柄で新しい風を”と、縁のあるスペインのゴブラン素材でバッグをデザインしました。繊維産業が盛んなバレンシア州アリカンテで40年以上の歴史を持ち、イビサでは20年近く前から扱っている信頼のテキスタイルメーカー、フラウペレス社のファブリックを採用。しっかりと地厚で、長繊維で織られているため擦れても毛羽立ちが少ない点など、強度的にもバッグに適していることに着目しました。




この素材はインテリアにも使用されるとあって幅が280cmと日本の織物の倍近くもあり、その分柄もダイナミック。それゆえ型ごとにバッグの柄を統一しようとすると、多くの余剰生地が出てしまいます。大きな悩みどころでしたが、無駄を出さないことも大切にするならば、一点一点柄の位置が違うことも個性と捉えようと考えました。



ディベルシオン　ハンドバッグ ¥35,200（税込）

パイピングとハンドルにイビサならではのレザーワークを施しました。ハンドルを固定する革には通常より小さな玉カシメという真鍮パーツをあしらい、馴染みながらも華やぐ光沢感をプラス。さらには柄を邪魔しない上質なレザーを極限まで削ぎ、柔らかな手触りに仕上げています。


ディベルシオン　ハンドバッグ ¥25,300（税込）

レザーを配することできちんとしたバッグの印象を保ちながら、手にして驚くのは持っていることを忘れるほどの軽さ。それが叶うのはこのレザーのあしらい方にもあるのです。もともとイビサのバッグは軽さに定評がありますが、一般的なハンドバッグの重さが平均750gなのに対して、このシリーズのハンドバッグは300～400gという驚異の軽さを実現。
いいものを長く使っていただきたいという想いを込めて、リペアできるように、触れたり擦れたりする部分にはレザーを使用しています。




このテキスタイルバッグにはイビサの愛が詰まっています。柄を身につける楽しさ、使う人に寄り添うものづくり、レザーメーカーとしての自負、環境への配慮……ぜひ手にとって、その魅力を体感してください。