vol.6【コート】毎朝のコーヒーを欠かさない女性へ勧めるなら
一種の職業病かもしれませんが、「手土産リスト」のストックは常に更新しています。
取材相手への差し入れとして、お世話になった方へのお礼として、撮影スタッフへの軽食として。甘い系やしょっぱい系、サクッとつまめる系、腹持ちするガッツリ系、ほっこり老舗系からあっと驚く食材を使った新進気鋭系、季節限定系…。アポイントに応じてスムーズに買い物できるようエリアもさまざま。ひとり暮らしの方へ贈る際は量が多いものは避けるし、小さなお子さんがいるご家庭なら、なるべく添加物が入っていないものを選ぶようにしています。
ちなみにお渡しする際、「つまらないものですが…」とは決して言いません。 だって、「つまらないもの」を選んだ覚えはないから(笑)。「ちょっとしたものなんですけどね」くらいの前置きはしつつ、全力でその商品の良さ、お店や作っている人の雰囲気、贈りものとして選んだ理由など…結構ガッツリ語ります。
もちろん、自信をもってお渡しするには、自分の目や舌でもしっかりその良さを確認してから。自分で食べたことがないのにお渡しすることはまずありません。
服に関しても同じ。このコラムで毎回熱量たっぷりに書く際、自分の体でしっかり試着してから、その風合いや発色、着こなし例をお伝えするようにしています。
.....続きは本編にて!
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【小林文さんprofile】
1985年愛知県名古屋市生まれ。大学卒業後上京し、約5年半、人材系企業に営業職として勤務。28歳でエディターを志し、転身。現在はフリーランスのファッションエディターとして主婦の友社『GISELe』、講談社『mi-mollet』などで編集・執筆中。Instagram@kobayashi_bunでは日々リアルなコーディネートを更新中。noteではエッセイも。