素肌のような、無防備さとピュアな表情を併せ持つ
ありのままの革素材
思わず手に持ちたくなる
しっとりとしたやわらかさを
毎日の必需品に託しました
ニュース
2023.12.27 12:00
自然のぬくもりが手になじむ やわらかな「gソフト」
素肌のような、無防備さとピュアな表情を併せ持つ
ありのままの革素材
思わず手に持ちたくなる
しっとりとしたやわらかさを
毎日の必需品に託しました
最良の触り心地にこだわった ノウチャの財布
「gソフト」のgはgentenのg。その名のとおり、ソフトなタッチ感が特長です。
20年以上にわたり販売され続けている定番シリーズですが、実はこうやってきちんとストーリーをお伝えするのは、初めてのこと。
時代を経ても変わらない普遍的な価値があるからこそ、その想いを大切に大切に温めてきました。
「gソフト」はお財布のみ4型を、ノウチャ1色でご用意しています。
「gソフト」のお財布には、芯材を極力使用していません。そのため、まるでほっぺたに触れた時のような心地よさを覚えるでしょう。愛おしさやかわいらしさを感じる方もいるかもしれません。
また内装には、全ての型でやわらかなカーフレザー（子牛の革）を使用しています。カーフレザーをここまでたっぷりと内装に使っているお財布は、世の中にそう多くありません。これも触れた時の手の感覚を大切にしたいというgentenのこだわりです。
口金やひっぱり部分の革は、gentenの代表素材・バダラッシカルロ社のミネルヴァリスシオを使っています。
口金部分は革で巻くことによって、潔くシンプルに仕上げました。ここにも、職人の細やかな手仕事が反映されています。
できる限り加工をしない“素上げ調”が やわらかさの秘密
なぜ「gソフト」の革はやわらかいのか。その秘密は、まず重金属を用いないクロムフリーという製法でなめしていること。そして染色した後の加工の仕方にあります。牛革をここまで柔軟に仕上げられるのは、国内屈指のタンナー職人による高い技術力があるからです。
一般的に革は、染色した後に最終調整として、表面に膜をまとわせるようなコーティング加工をします。染色までがスキンケア、コーティング加工をお化粧とイメージするとわかりやすいかもしれません。
しかし「gソフト」はスキンケアまで、いわゆる“すっぴん”に近い仕上がりにとどめています。だからこそやわらかさはそのままに、本来革が持っている質感に限りなく近い状態をダイレクトに感じられるのです。
一方、コーティングをしない素上げ調の革には、傷やシミ、汚れが付きやすいという一面もあります。「gソフト」がお財布のみの展開でバッグをおつくりしない理由は実はここにあります。デリケートな素材だからこそ、お手入れしやすい大きさのものに限定させていただきました。
このように加工はほとんど施していないので、過剰にツヤをつけることもしていません。時間が経つと染色したものが少しずつツヤをまとっていき、色が濃縮していくように感じられるでしょう。ぜひご自身の手で、「gソフト」を育てていってください。
最初は本体部分と口金部分が同じような色あいですが、革の性質の違いから、口金に使っているミネルヴァの方が早くツヤが増していきます。このように、時間軸の違う経年変化をお楽しみいただけるのも魅力の１つです。
自然の美しさを体現した ノウチャへのこだわり
冬が終わりに近づくと土の中から小さな芽が顔を出し、暖かな春を迎えます。そして緑の葉が生い茂り、やがてその葉は赤や黄色に色づきます。
移りゆく変化をきちんと感じ取りながら年月を重ねていく。このことの大切さを、土や木のぬくもりを感じる色・ノウチャから感じ取っていただけたら嬉しいです。
■gソフトのお手入れについて■
gソフトは牛革を薄く漉いて仕上げた素上げ調の素材です。
表面をコーティングせず、ナチュラルに仕上げているため、水に濡れるとシミになる可能性があります。そのため、まず防水スプレーで膜を作ることをおすすめします。30cm程度離して霧がまんべんなくかかるように軽めに噴霧してください。
また、繊細なタッチゆえに特にデリケートで傷が付きやすい仕様となっています。デリケートクリーム、コンディショニングクリームのどちらもお使いいただけますが、クロスや綿手袋にクリームを少量取り、薄く軽いタッチで、まんべんなく塗り伸ばしてください。
デリケートクリームはナチュラルな仕上がりに、コンディショニングクリームを使うと少しツヤのある仕上がりになります。
gソフトは店舗、オンラインショップともに販売中です。
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