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【muuc 至高の上質ニット】どう違う? ウール・アンゴラモヘア・アルパカ・カシミヤ、素材の特徴をご紹介【中編】

寒くなるほど重宝する、ニットアイテム。
muucでは上質なニットアイテムを多くお作りしています。
〝ウール〟についてご紹介した前回に引き続き、今回は〝アンゴラモヘア〟と〝アルパカ〟についてご紹介します。

アンゴラモヘア

アンゴラモヘアはアンゴラ山羊から取れる毛のことです。
アンゴラ山羊はヒマラヤやチベットなどの高地に生息していましたが、そこからトルコへ運ばれたり南アフリカでも繁殖したりしました。
ウールに比べ毛のクリンプ(毛の縮れ)が少なく、キューティクルが小さく滑らかで揃っているため、埃がつきにくかったり、繊維に弾力があり耐久性にも優れています。シルクのような光沢感があり、染色した後の発色も美しく色落ちしにくいなどの特徴があります。

また、生後半年ほどの仔山羊の毛はキッドモヘアといいます。成獣の毛と比べるとかなり細く、非常にふんわりとした肌触りです。

アルパカ

アルパカは南米のラクダ科の動物です。アンデス山脈の高地など厳しい環境を生き抜くため、防寒性に優れた毛を持っています。繊維の中に空洞があり暖かい空気を溜め込むため、保温性に優れています。
シルクのような光沢感があり、直毛のため繊維がこすれても毛玉になりにくいなどの特徴があります。
カシミヤと同様に高級素材として知られていますが、アルパカは世界的に数が少なく、生産できる繊維がカシミヤよりも少ないため非常に希少な素材と言えます。また、繊細なカシミヤよりも耐久性に優れています。

muucでは、カシミヤとアンゴラモヘアを合わせたアイテムもあり、アルパカとアンゴラモヘアを合わせたアイテムもあり、ラムウール100%のアイテムもありす。それぞれの素材の特長を活かしたデザインでお作りしています。

次回は、ニット素材の中でも高級素材の代名詞〝カシミヤ〟についてご紹介します。どうぞお楽しみください。