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しなやかに現場を牽引する。「等身大のリーダーシップ」

各業界の最前線で挑戦を続けるリーダーたちの「仕事観」と「ファッション哲学」に迫る連載企画。

関西テレビ放送株式会社 東京支社 営業部
八木梢(やぎ・こずえ)さん

2018 年、関西テレビ放送株式会社に入社。本社営業局に配属後、営業部門一筋でキャリアを重ねる。2024年に東京支社営業局に配属。ドラマ・バラエティ枠のセールスや、アカウント営業などを担当。社内外を問わず「人と人」としての信頼関係を構築する営業スタイルで、多くの「カンテレ」ファンを増殖中。
1回や2回では挫けない
現場の先頭に立ち続ける

テレビ局の営業職として、ドラマやバラエティ番組の広告枠セールスを担う関西テレビの八木さん。時に数千万円規模にも及ぶ枠を背負い、新規開拓や地道なアプローチも含め、チームを牽引するフロントランナーとして毎日を駆け回っている。

「営業先に1回や2回断られたくらいでは、全然気にしません(笑)。『今日はそういう日なのかな』と受け止めて、また通い続けます。たとえ予算がない時期であっても、季節の挨拶や『ランチ行きましょう!』と顔を出し続けて、とにかく人間関係のコミュニケーションを絶やさないことを大切にしています」

ただのビジネスライクな関係を超え、休日の話ができるほどの信頼関係を築く。それが、八木さんが貫いている営業スタイルだ。

「しんどい時は『今ちょっと枠が厳しくて……助けてください!』と、嘘をつかずに素直にSOSを出すこともあります。ありのままの自分で向き合うこと、そして誰に対しても分け隔てなく明るく接すること。母譲りのオープンな姿勢が、自分の営業スタイルの原点になっています」

プレッシャーのかかる現場でチームを明るく照らし続けるために、八木さんが徹底しているのがプロとしてのセルフマネジメントだ。

「余裕のない時こそ、一瞬仕事を離れてカフェに行き、甘いものを食べてリフレッシュします。自分の機嫌は自分で取って、常に状態のいい自分で現場に立つ。男性が多い業界だからこそ、無理に抱え込まずに自分をケアする術を身につけました」

周囲を不安にさせないポジティブな状態を保つ。その姿勢は、後輩たちにとっても大きな道しるべとなっている。

「後輩から相談を受けた時も、『自分が納得できるアドバイスだけ取り入れればいいよ。それがあなたのキャラや強みになるから』と伝えます。枠にはめず、それぞれの個性を活かして伸び伸びやってほしいんです。無理に自分を繕わず、目の前の相手に対して素直でいることが、結果として周囲を引っ張る一番の強みになると信じています」
勝負どころのプレゼンや大型の提案など、「今日決めるぞ」という日には、あえて普段は履かないヒールを選ぶ。高身長な八木さんにとって、ヒールはスタイルアップのためではなく、意識を切り替えるためのスイッチだ。

「ヒールを履いてカツカツと音を立てて歩くと、すごく気持ちにスイッチが入るんです。形から入るタイプなので(笑)、背筋を伸ばして戦う姿勢を作ります。クローゼットには、入社一年目の時に買って今でも捨てられないレースのタイトスカートがあって。右も左もわからず一番大変だった若手時代を一緒に乗り越えてくれた服なので、気合いを入れる日は、このスカートにヒールを合わせて初心に戻るようにしています」

そして、どんなに暑い夏場でも、出社して会社に入る前にはサッとジャケットを羽織るという。そんな八木さんには、仕立ての美しさとイージーケアを備えたセットアップがおすすめだ。

「ジャケットは、プロの営業として現場に臨むための最終スイッチですね。このスリーピースは、着るだけで営業としての自信が湧いてくる一着。ダブルブレストのジャケットやワイドシルエットのパンツは、今っぽい着こなしが完成するので、忙しい朝にコーデで悩むこともなさそうです。ジャケットを羽織れば一瞬で仕事モードに切り替えられるし、ベスト単体でも使えて、しかも自宅で洗える。勝負どころの日の頼もしいパートナーになってくれそうです」
肌見せは控え、ネイビーや白、黒といった品のあるカラーを選ぶなど、営業職として相手に信頼感を与える工夫も欠かさない。そんな八木さんの日常に寄り添う一着として提案したのが、サテンの艶が涼し気な白のシャツジャケットだ。

「白は大好きな色なので、このシャツを見た時は思わずテンションが上がりました。襟元の仕立てもキレイで、ジャケット感もしっかりあるので日常の仕事着にぴったりです。首元が開きすぎていないのも好みですし、トレンド感も清潔感もあるのでオフの日にも重宝しそうです」
何も決めない休日と、
自分を満たす「香りの魔法」

平日は会食や予定でぎっしり埋まっているからこそ、休日のスケジュールはあえて細かく決めないのが八木さん流のリフレッシュ法。

「休日はバタバタ動かず、一日中寝て過ごす日もあります(笑)。映画を観るのもその日の気分次第。平日に思い切り走るからこそ、オフは心と脳を完全に休ませる時間にしています」

そんなオフタイムを彩ってくれるのが、「香り」の存在だ。

「いい香りのするものが大好きで、香水やヘアミストを集めています。春生まれということもあって、毎年ホワイトデーには夫から春限定の香水をプレゼントしてもらうのが恒例なんです。朝出かける前はもちろん、家から出ない日でも自分の機嫌を良くするためにサッとまとう。誰かのためではなく、自分の心地よさのために香りを味方につけるのが、毎日をご機嫌に過ごす秘訣です」
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