vol.4【ブラック】BEIGE,で探す“ハレ”の服
今年は“初めて”の仕事が続いた夏でした。といっても、書いたり編集したり、領域は変わっていないのですが。お会いするのが“初めて”のかたが多かったのです。
“はじめまして”の服特集は、春の女性誌でたびたび見られる企画。私も何度か担当したことがあります。白シャツがいい、淡いパステルカラーがいい、少しデコラティブなブラウスがいいetc.…その年によってトレンドは少しずつ違えど、共通で提案していたのは「顔が明るく見えること」。コンテを描き、撮影・入稿し…校正作業を終え、やや寝不足で冴えない顔色のまま、顔色が明るく見えるトップスを買いに走ったこともあります(笑)。
この夏“はじめまして”に選んだのは、かつてとは真逆の“黒”でした。
.....続きは本編にて!
------------------
【小林文さんprofile】
1985年愛知県名古屋市生まれ。大学卒業後上京し、約5年半、人材系企業に営業職として勤務。28歳でエディターを志し、転身。現在はフリーランスのファッションエディターとして主婦の友社『GISELe』、講談社『mi-mollet』などで編集・執筆中。Instagram@kobayashi_bunでは日々リアルなコーディネートを更新中。noteではエッセイも。