はじめてみませんか?サステナブルで丁寧な暮らし!
日々のちょっとした知恵と工夫で未来に繋がる生活のアイデアをご紹介します。
お気に入りの洋服が色あせてしまったり、変色してしまった経験ありませんか?
特に白い洋服は色が変わりやすいですよね。
どんなに大切にお手入れしても洗濯を重ねるごとに新品の状態ではなくなってしまいます。
そんな洋服は捨てるのでなくてリペアしてみましょう。
今回は、鍋と少しの材料で自宅でも出来る草木染めをご紹介します。
草木染めとは、野菜や植物など“自然の物”を染料として染色する方法のことを言います。
野菜や果物の皮など、普段捨てているものが美しい色の素になります。
種類だけでなく、季節や水温、また染める素材によっても仕上がりの色味が変わってきます。
特に白い洋服は色が変わりやすいですよね。
どんなに大切にお手入れしても洗濯を重ねるごとに新品の状態ではなくなってしまいます。
そんな洋服は捨てるのでなくてリペアしてみましょう。
今回は、鍋と少しの材料で自宅でも出来る草木染めをご紹介します。
草木染めとは、野菜や植物など“自然の物”を染料として染色する方法のことを言います。
野菜や果物の皮など、普段捨てているものが美しい色の素になります。
種類だけでなく、季節や水温、また染める素材によっても仕上がりの色味が変わってきます。
今回はぶどうとアボカドで染めてみました。
このままでは着られないので失敗しても大丈夫!
どんな色になるか楽しみながら染めてみましょう。
このままでは着られないので失敗しても大丈夫!
どんな色になるか楽しみながら染めてみましょう。
〈 POINT 〉素材について
主成分がタンパク質である動物性繊維が一番良く染まります。
その次にコットン、リネンと続きます。
また、ポリエステルはほとんど染まりません。
それでは早速染めてみましょう!
その次にコットン、リネンと続きます。
また、ポリエステルはほとんど染まりません。
それでは早速染めてみましょう!
1.ぶどう x ストール (基本編)
〈用意するもの〉
・大きめの鍋
・菜箸
・お茶パック or 排水溝ネット
・菜箸
・お茶パック or 排水溝ネット
〈今回使用した材料/分量〉
・ぶどうの皮・・・巨峰1房分の皮と茎
・水 1.2l
・水 1.2l
〈今回染めた素材〉
・ストール・・・綿100%のガーゼタイプ
ストールやガーゼなどはムラになりにくく初心者向きです。
〈染液の作り方〉
ぶどうの皮をお茶パックに詰めて、茎と一緒に鍋に入れます。
水を入れて火にかけ、沸騰したら弱火で煮出します。
水を入れて火にかけ、沸騰したら弱火で煮出します。
ぶどうジュースのような染液が出来ました。
〈基本の染め方〉
染液を冷ましてからぶどうを取り出し、ストールを鍋に浸します。
染液に均等に浸かるようにそっと混ぜながら浸すのがポイントです。
※火傷に注意!また水温が高いと生地が傷む可能性があります。
染液に均等に浸かるようにそっと混ぜながら浸すのがポイントです。
※火傷に注意!また水温が高いと生地が傷む可能性があります。
15~20分程浸したら染まり具合を確認します。
水ですすぐと色が落ちるので、少し濃い位がおすすめです。
水ですすぐと色が落ちるので、少し濃い位がおすすめです。
好みの染まり具合になったら軽く絞って干しましょう。
きれいな淡いグレーに染まりました。
ぶどうの量を増やせばパープルになりそうですね!
少し色の濃淡が出てしまいましたが、それも素敵ですね。
ぶどうの量を増やせばパープルになりそうですね!
少し色の濃淡が出てしまいましたが、それも素敵ですね。
2.アボカド x Tシャツ&カットソー (応用編)
〈用意するもの〉
・取っ手付きの鍋&ざる
・菜箸
・バケツor 洗面器 など
・菜箸
・バケツor 洗面器 など
〈今回使用した材料/分量〉
・アボカドの皮と種・・・4~5個分(冷凍可)
・水 3l(大きな鍋がない場合は2回に分けてください)
・水 3l(大きな鍋がない場合は2回に分けてください)
〈今回染めた素材〉
・Tシャツ・・・綿100%のTシャツ(大人x1、子供x2)
・カットソー・・刺繡部分が綿100%のレースのカットソー
・カットソー・・刺繡部分が綿100%のレースのカットソー
〈染液の作り方〉
アボカドの皮と種を2~3cm程度の大きさに切ります。
色が付くのでまな板の代わりに牛乳パックを使用するのがおすすめです。
色が付くのでまな板の代わりに牛乳パックを使用するのがおすすめです。
水を入れて火にかけ、沸騰したら弱火で煮出します。
綺麗に色が出たので30分で火を止めました。
ほんのりピンクがかった茶色い染液が出来ました。
ざるでこして完成です。
大きめのバケツに移して染めていきたいと思います。
ここからは色々な染め方をご紹介します。
大きめのバケツに移して染めていきたいと思います。
ここからは色々な染め方をご紹介します。
〈 色々な染め方① ~豆乳を使ってみよう!~ 〉
染液は豆乳のタンパク質に反応して、その部分だけ濃く染まります。
豆乳と筆を用意して好きな模様を描いてみましょう。
豆乳と筆を用意して好きな模様を描いてみましょう。
1枚目のTシャツは表にだけ模様を付けたいので、間に厚紙を入れてから絵を描きました。
2枚目のTシャツは袖と裾の端を豆乳に浸しました。
平干しで乾かしましょう。
豆乳が完全に乾いたら染液に浸します。
先程と同様に水でよくすすぎましょう。
先程と同様に水でよくすすぎましょう。
きれいなコーラルピンクに染まりました。
アボカドでこんなに優しい色が出るんですね。
模様もくっきり出ました。
大成功です!
アボカドでこんなに優しい色が出るんですね。
模様もくっきり出ました。
大成功です!
〈 色々な染め方② ~グラデーションに挑戦!~ 〉
こちらのカットソーは裾の部分がよれてきてしまいましたが、レースの部分はまだ使えそうです。
カットレースにしてリメイクの材料にしたいと思います。
カットレースにしてリメイクの材料にしたいと思います。
一度全体を均等に染めてから、濃くしたい部分を1時間程つけ置きします。
今回は袖先と裾で試してみました。
好みの染まり具合になったら水でよくすすぎましょう。
今回は袖先と裾で試してみました。
好みの染まり具合になったら水でよくすすぎましょう。
袖先と裾に色が濃く入りました。
先程と同じアボカドの染料でも、生地が違うと出来上がりの色味も変わりますね。
先程と同じアボカドの染料でも、生地が違うと出来上がりの色味も変わりますね。
〈 色々な染め方③ ~失敗?!編~ 〉
こちらのTシャツは染めている時は気がつきませんでしたが、乾かしてみるとタイダイ染めのような仕上がりになっていました。
同じように染めても、染液が均等に浸透しなかったり、すすぎが不十分だとこのようにまだらに染まることがあります。
また、洗濯時に残っていた皮脂汚れが原因の場合もあります。
また、洗濯時に残っていた皮脂汚れが原因の場合もあります。
思っていた仕上がりとは違うけれどもいい味が出て素敵ですね。
これこそが草木染めの醍醐味です。
また、安定して染色させるためにミョウバンや重曹を加える方法があります。
色々な方法で試してみるのも面白そうですね。
毎回実験をするように、新しい色との出会いを楽しんでください。
素敵な色に染まりますように。
※注意※
・染めることで生地が傷んだり風合いが変わることがあります。
・肌の弱い方はビニール手袋などをご利用ください。
・色落ちしますのでご注意ください。
洗濯は他の物と分け、鍋なども汚れても良い物をお使いください。
これこそが草木染めの醍醐味です。
また、安定して染色させるためにミョウバンや重曹を加える方法があります。
色々な方法で試してみるのも面白そうですね。
毎回実験をするように、新しい色との出会いを楽しんでください。
素敵な色に染まりますように。
※注意※
・染めることで生地が傷んだり風合いが変わることがあります。
・肌の弱い方はビニール手袋などをご利用ください。
・色落ちしますのでご注意ください。
洗濯は他の物と分け、鍋なども汚れても良い物をお使いください。
※ロゴマーク・ブランド名などの商標や、プリント柄・イラスト・キャラクター・写真などの著作物といった他者が権利を持つものをリメイクし販売等することは、商標権、著作権、不正競争防止法等、他者権利の侵害行為にあたります。リメイク作品は、個人やご家庭でのみ楽しむものとしてご利用ください。